美しき愚かものたちのタブロー

原田マハ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163910260
ISBN 10 : 4163910263
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
追加情報
:
441p;20

内容詳細

すべては一枚の絵画(タブロー)から始まった。あのモネが、ルノワールが、ゴッホが!国立西洋美術館の誕生に隠された奇跡の物語。

(「BOOK」データベースより)

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国立西洋美術館の礎となった「松方コレクシ...

投稿日:2021/03/12 (金)

国立西洋美術館の礎となった「松方コレクション」をめぐる史実に基づいたフィクション。松方氏がコレクションを蒐集した時代は震災、恐慌、戦争などが起こったのだが、コレクションはどのように蒐集され守られていったのか。読み応えのある一冊です。

コロン さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

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  • 鉄之助 さん

    主人公の松方幸次郎は15男7女(11女の説も)の三男。まず、これにビックリ! 父の正義は総理を2度、大蔵大臣を4度も務めた”明治の元勲”だった。しかし、後世への影響を考えると幸次郎こそ父にも並ぶ大人物であったと、この1冊を読んで実感。松方コレクションを守り、日本へ取り戻した「美しき愚かものたち」の熱量に圧倒された。特に今までよく知らなかった、日置ス三郎と妻ジェルメンヌの物語に感動。ゴッホの傑作「アルルの寝室」が軸となって進行する筋立てに、さすが原田マハ!「美術小説の王者」だとクラクラしてしまった。

  • starbro さん

    原田 マハは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。7月の第一作は、直木賞候補作( 4/6) の本書です。史実に基づいた松方コレクションの物語でした。以前の直木賞候補作『ジヴェルニーの食卓』、『暗幕のゲルニカ』と比べると弱い気もしますが、三度目の正直で文藝春秋社刊なので受賞となるでしょうか?近いうちに国立西洋美術館で松方コレクションを鑑賞したいと思います。 https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2019matsukata.html

  • ミカママ さん

    絵画に興味を持ったのは、友人に連れられての国立西洋美術館が始まりだった。そこでのコレクションの背景にこんなエピソードの数々が隠されていたとは。私財を投げ打って集めてくれた松方、指南役を務めた田代、自らを犠牲に護り抜いてくれた日置、戦後コレクションの取り返しにひと役買った吉田、どれが欠けても今日の恩恵は成り立たなかった。戦争さえなければ。松方はアートをもって「日本人の島国根性を叩き直したい」という気持ちがあったそうだが、今日の日本の若者にはそれを楽しむ余裕があるのか。いろいろモヤる作品だった。

  • うっちー さん

    原田さんの調査力、文章力、タブローを愛する力がひしひし伝わります

  • bunmei さん

    1900年代初頭、戦々恐々とする激動の時代の中で、西洋文化と肩を並べる国となるために、日本に本格的な西洋美術館の設立を志して、渡欧し、東奔西走した男達。現在の上野国立西洋美術館に所蔵されている、山方コレクションにまつわる史実に基づいた、マハさんらしいアート小説。「戦争より平和を、戦艦より美術館を」と美しきタブローに魅せられ、当時の欧州から日本に押された烙印をものともせず、愚かとも思える行動に突き進み、夢を叶えた者達の熱き情熱と共に、この時代を駆け抜けた、志高い男達の姿を感じとれる作品です。

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人物・団体紹介

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原田マハ

1962(昭和37)年、東京都生まれ。作家。関西学院大学文学部日本文学科および早稲田大学第二文学部美術史科卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事を経て、森ビル森美術館設立準備室在籍中の2000(平成12)年、ニューヨーク近代美術館に半年間派遣。その後2005年『カフーを待ちわびて』で日本ラブストーリー大賞を

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