あの子はもういない

イ・ドゥオン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163909752
ISBN 10 : 4163909753
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
421p;19

内容詳細

失踪した妹の家を訪れた私が見つけたカメラ、カメラ、カメラ。バスルームにも居間にも勉強部屋にも。仕掛けたのは誰か?妹はどこに?あの子は本当に少年を殺したのか?予測不能。どす黒い真相へと突進するK(Korean)スリラー、日本上陸。

【著者紹介】
イ・ドゥオン : 1985年生まれ。文学博物館のキュレーター、入試塾の国語教師などを経て、2012年から韓国コンテンツ振興院の支援を受け、本格的に小説の執筆を開始。15年、同院の「ストーリー作家デビュープログラム」に選定され、16年に『あの子はもういない』でデビュー。17年にはKyobo Book Centreストーリー公募展で最優秀賞を受賞。その受賞作が第二作となる『老人たち(仮)』

小西直子 : 日韓通訳・翻訳者。静岡県三島市生まれ。立教大学文学部卒業。韓国語を学ぶため1994年に渡韓し、延世大学韓国語学堂を経て高麗大学教育大学院日本語教育科を修了。その後、韓国外国語大学通訳翻訳大学院韓日科に進学、卒業(通訳翻訳学修士)。現在は韓国で通訳・翻訳業に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • *maru* さん

    妹の失踪と少年の不審死。重要参考人となった妹チャンイの行方を探るべく、彼女の家へと向かう姉ソンイ。父の不在、謎のメモ、無数の監視カメラ…。序盤から強烈です。このハードパンチャー相手に眩暈や吐き気に襲われながらの読了となった。スズメバチ視点のファンタスティックな展開も訪れたが物語自体はあくまでも現実的なもので、だからこそ読者の心は怒りや悲しみなどで揺れ動く。ソンイに対しても「今さら」と思う反面、救えるとしたら彼女しかいないだろうなと複雑な感情を抱く。女性作家による韓国スリラー。なかなかの強敵でした。

  • あさうみ さん

    韓国スリラー。登場人物もそこまで多くなく、和訳も読みやすい。初っ端から漂う不気味な雰囲気。全体的に暗く重い話運び、混迷するが最後の種明かしで納得。虐待、心の闇をどす黒く描写していて苦い後味を覚悟したが、最後ひと息つけた。

  • マムみかん(*感想は風まかせ*) さん

    日本のミステリーで「イヤミス」を超えた「オゾミス」と言われている作品があるようですが、この作品も正にそれ!! 韓国のネット社会の功罪や女性蔑視、ネグレクト、いじめ、親子や姉妹関係の複雑さ…。 いろんな闇を覗かされるので、かなりげんなりします(笑)。 韓国映画でお馴染みの、突っ込みどころ満載のサスペンスやアクションを楽しむぶんには大満足☆

  • あっちゃん さん

    子供の頃から別れて暮らしていた妹が行方不明になり警察から連絡が!妹は同時に起こった殺人事件の犯人なのか、巻き込まれたのか?妹の暮らす家には居るはずの父の気配は無く、部屋中に隠しカメラが!自身も幼い頃の記憶に苦しみながら、妹の過去を探り始める姉が主人公!かなり引きつけられ、じっくり読了( ̄▽ ̄)

  • ふみ さん

    Kスリラー。やや駆け足の印象はあるがおもしろい。謎が謎を呼ぶどんでん返しの連続。

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イ・ドゥオン

1985年生まれ。文学博物館のキュレーター、入試塾の国語教師などを経て、2012年から韓国コンテンツ振興院の支援を受け、本格的に小説の執筆を開始。15年、同院の「ストーリー作家デビュープログラム」に選定され、16年に『あの子はもういない』でデビュー。17年にはKyobo Book Centreストー

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