彼女は頭が悪いから

姫野カオルコ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163908724
ISBN 10 : 4163908722
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
追加情報
:
480p;20

内容詳細

横浜市郊外のごくふつうの家庭で育ち女子大に進学した神立美咲。渋谷区広尾の申し分のない環境で育ち、東京大学理科1類に進学した竹内つばさ。ふたりが出会い、ひと目で恋に落ちたはずだった。渦巻く人々の妬み、劣等感、格差意識。そして事件は起こった…。これは彼女と彼らの、そして私たちの物語である。

【著者紹介】
姫野カオルコ : 1958年、滋賀県生れ。姫野嘉兵衛の別表記もあり。90年スラプスティック・コメディ『ひと呼んでミツコ』で単行本デビュー。『昭和の犬』で第一五〇回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • W-G さん

    普通に学生やってる東大生であれば、物申したくなるだろうなというのは理解出来る。私自身は"東大"にステータスを感じることを否定しない派。しかし、この事件の気持ち悪いところは、むしろ東大の外側、ネットという"世間"が勝手にそのステータスに迎合した点と感じる。もちろん加害者の学生は大きな罪を犯しているが、もっと偏差値の低い大学にもピラミッドは存在し、その中で、もっと鬼畜な所業も多く行われているはずであり、そういう意味では「東大だから騒がれた事件」という見解に一票だったりする。

  • ヴェネツィア さん

    この小説のテーマは、美咲の側から見れば「疎外」である。まずは小学校から中学、高校と女子生徒たちは2分法で分類される。「かわいい子」と「それ以外の子」である。大学に進んでもそれは基本的には変わらない。次に学歴によって差別化がはかられる。頂点に君臨するのはもちろん東大である。そして、被害者になった時、そこには匿名者からの徹底した弾劾が待っている。主人公の美咲が受けたのは、これらのすべてであった。加害の側にいる者たちはとうとう自分たちが加害者であることの自覚がなかった。彼らの両親もまたそうである。問題の事件の⇒

  • starbro さん

    姫野 カオルコは、新作中心に読んでいる作家です。著者がどういう意図で本作を書いたのか解りませんが、東大学歴コンプレックス非さわやか100%青春小説、私はフェミニストなので、読んでいて大変辛くなりました。レ●プの方がまだマシだったなんて。本事件を起こした東大生達は、全く反省していないんだろうなあ。キャリア官僚をはじめとして、頭は良く勉強が出来るんだろうけど、社会的にはお馬鹿な人が多い気がします。税収が半分しかないのに、倍の予算を作る財務省は馬鹿の極みです。

  • 鉄之助 さん

    実際にあった東大生・集団暴行事件に着想を得たフィクション。「東大」がブランド化し、頭が良いことが人間の価値となっている現代を皮肉った作品、に思われた。頭が良い、悪いの基準はいったい何なのか? 考えさせられた。相手を意のままに操ろうとしている東大生の方が、よっぽど頭が「悪い」のでは…。「ネットが危険なのは、全ての文字が均一の電子活字だから」。人間的に未熟なヤツのヒステリックな意見も、すべて同じく公的見解に見えてしまう。いまの生きにくさが、リアルに感じられた。

  • ウッディ さん

    東大生による集団強制わいせつ事件を描いた小説。真っ当に育ち、少し恋に奥手な美咲と東大生というブランドを手にして、何事も思い通りになると感じるつばさとの恋愛観のすれ違いが生んだ悲劇。東大生達の人を人とも思わない態度と選民意識に読んでいて気分が悪くなってしまった。タイトルの「頭が悪い」という言葉の意味は、知識がないことや偏差値の低い学校に入ることではなく、人としての幸せの意味知らないお前達のことなのだと言ってやりたい。小説としては面白かったけど、文章は読みにくく、読了するのに時間がかかってしまった。

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姫野カオルコ

作家。姫野嘉兵衛の表記もあり(「嘉兵衛」の読みはカオルコ)。1958年滋賀県甲賀市生まれ。『昭和の犬』で第150回直木賞、『彼女は頭が悪いから』で第32回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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