死の島

小池真理子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163908052
ISBN 10 : 4163908056
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
追加情報
:
409p;20

内容詳細

澤登志夫、69歳。文芸編集者としてエネルギーに満ちた時代を送った。激しい恋愛の果てに妻子と別れ、痛恨の思いも皮肉に笑い飛ばして生きてきた―彼を崇拝する26歳の宮島樹里の存在が、澤の過去と現在を映し出す。プライド高く生きてきた男が余命を知って辿り着いた、荘厳な企み。この尊厳死は罪か―現代をゆさぶる傑作長編。

【著者紹介】
小池真理子 : 1952年東京生まれ。成蹊大学文学部卒業。89年『妻の女友達』で日本推理作家協会賞、96年『恋』で第一一四回直木賞、98年『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で柴田錬三郎賞、12年『無花果の森』で芸術選奨文部科学大臣賞、13年『沈黙のひと』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    小池真理子は、新作を数十年に渡ってコンスタントに読んでいる作家です。本作は、人生終焉恋愛物語でした。エンディングが予想通りだったので、もう少しサプライズが欲しかった。著者に表紙の絵を『死の島』 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E3%81%AE%E5%B3%B6_(%E3%83%99%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3) にせず、『スフィンクス』にした理由を訊いてみたい。末期癌には、年の離れた若い女性との恋愛が良く効きます。

  • sayuri さん

    アルノルト・ ベックリンの代表作『死の島』棺らしきものを載せた一艘の小舟に白装束の人間が乗っている、海を漕いで向かう先に見えるのは不気味な死の島。主人公は不治の病に侵され、余命いくばくもない69歳の澤登志夫。澤が死の島へ向かい、自身でオールを漕いでいる様な本作は沈鬱さに満ちている。読んでいる間、私より先に逝った家族や友人の姿を思い浮かべ何度も鼻の奥がツーンと痛み涙が零れた。澤の企みが尊厳死と言えるのか分からない。願わくば霊魂や魂の存在を否定していた澤が島に辿り着き自身の考えを豪快に笑い飛ばしていて欲しい。

  • のり さん

    澤登志夫は文芸一筋で生きてきた。70歳を前に末期癌に…出版社を退職後に小説講座の講師を務めていたが気力・体力も限界に…講座の教え子の樹里との出会いは、独り身の澤の心の拠り所になったし、樹里側でも師と仰ぐ人の手助けをする事に喜びを感じる。二人の関係は男女より師弟に近い。生=死。終活の準備を進める澤だが、元カノの、お坊ちゃま発言に納得する行動だと思った。三島由紀夫、川端康成、ヘミングウェイをなぞるような思想。プライドが人一倍強い為の妄想にとり憑かれた結末か…

  • ちゃちゃ さん

    人は誰も、自らがどのように死を迎えるかを知らない。だが、澤登志夫のように末期癌に侵され幾ばくもない余命を知り得た人間が、その幕の引き方を自らの意思で選択(「演出」)したいと思うことは否定されることなのだろうか。家族に見守られ感謝の念を胸に逝く人もいれば、登志夫のように治療を拒み孤独な逝き方を選択する人もあるのではないか。確かに、若い頃の私なら彼に嫌悪感を感じていたかもしれない。けれど読了後、美しく不吉な気配に満ちた安息の場「死の島」へ、自分ならどのようにして小舟を漕いでゆくのかと静かに深く問うている。

  • takaC さん

    なぬっ!?澤登志夫にとっての「死の島」は佐久の別荘ということかい。佐久に縁もゆかりもある自分としてはそれを諾うわけには行かぬ。笹森別荘地(おそらく架空の場所)は美笹湖辺りという設定なのかな。

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小池真理子

1952年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒。89年「妻の女友達」で日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。以後、95年『恋』で直木三十五賞、98年『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で柴田錬三郎賞、11年『無花果の森』で芸術選奨文部科学大臣賞、13年『沈黙のひと』で吉川英治文

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