ひよっこ社労士のヒナコ

水生大海

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163907604
ISBN 10 : 4163907602
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
追加情報
:
280p;19

内容詳細

パワハラ、産休育休、残業代、裁量労働制、労災、解雇、ブラックバイト…。新米社労士の朝倉雛子(26歳、恋人なし)が、6つの事件を解決。

【著者紹介】
水生大海 : 三重県生まれ。出版社勤務、漫画家を経て2005年、チュンソフト小説大賞(ミステリー/ホラー部門)銅賞受賞。2008年、『少女たちの羅針盤』(旧題「罪人いずくにか」)で島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作を受賞、翌年デビュー。14年、「五度目の春のヒヨコ」(『ひよっこ社労士のヒナコ』所収)が第67回日本推理作家協会賞短編部門候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • utinopoti27 さん

    【辛口注意】本作には、「ひよっこ社労士」こと朝倉雛子が、顧問先企業のピンチを救う6つの短編が収録されている。ハラスメント、裁量労働制、女性差別、非正規雇用等々、日本の労働問題の数々に直面する彼女の奮闘ぶりやいかに・・。表紙のキュートなイラストとは裏腹に、ヒロインの初々しいひよっこぶりが伝わってこないばかりか、時にクライアントの内実にずけずけ踏み込んだりもする。また情景や心理描写が稚拙なうえにキャラの描き分けが甘く、誰のセリフか混乱することもしばしばだ。作品を通して何を表現したいのか、まずはそこからだろう。

  • みかん🍊 さん

    新人社労士のお仕事小説、年末調整、算定基礎等自分が普段している仕事なので馴染がある、1話はなんか読んだ様なと思ったらエール!2で既読、ブラックバイトや育児休暇、パワハラ等それぞれのクライアント先の問題に奮闘するが顧客である会社の立場よりにならないといけないが社員の立場も分かるから揺れ動く、お仕事小説としては面白かったが、責任を押し付ける会社の人々や、親身にはなって欲しいと思うが首を突っ込み過ぎブレる主人公に今一つ共感できずもやもや、最後はすっきり気持ち良く終わって良かった。

  • きむこ さん

    若い頃からなぜか人事課にご縁があり、結局今も小さな会社で総務人事をまとめてやってる私にとって、この作品はどれも『人事課あるある』の内容で、面白いというより、会社の延長のようで、読書を楽しんでいるはずが少し疲れました😅特に労災の問題は社労士として正当な理由が決してそのまんま通せない現実の壁もあったり、ちょっと青臭く正論を並べるヒナコの気持ちも分からんではないけど、経営者側の気持ちも分からなくもなく・・・・はぁやっぱり疲れた★3.5

  • yanae さん

    「エール2」で1話目を読んでいてとてもよかったので、こちらの本も手に取りました。元派遣社員で現在社労士の雛子が主人公。社労士が主役ってあまりないと思う。個人的には総務人事の仕事経験あるので、すごく馴染みやすくて面白かった。様々な企業の働き方の問題点がテーマ。裁量労働制度、育休制度、労災、パワハラ。主人公が元派遣社員なので、自分の辛い大変な時期も描いていて、非正規社員の問題もあぶりだしてる。勉強にもなったし、雛子の葛藤や奮闘も楽しめた。まだまだ雛子の活躍を読んでみたい!

  • ででんでん さん

    新人社労士ヒナコの物語。私の職場でもメンタルヘルスチェックもあるし、親しい同僚が病気で有休を使いきり、後をどのように休むかということもあった。また、残業がつかない前提?の非常勤の身の上だが残業が発生する日々でもある。働くということに関する身近な問題のあれこれが描かれていて興味深く読んだ。「綿菓子とネクタイ」の「やりがい搾取」という言葉、「仕事は仲良しグループのサークル活動じゃない。働いて、その対価をもらう」が当たり前であるが響く。「相手の嬉しさが、わたしの嬉しさにもなる」そこを目指して私も働きたい。

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水生大海

三重県生まれ。2008年、『罪人いずくにか』でばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作を受賞し翌年、同作を『少女たちの羅針盤』と改題しデビュー。14年、「五度目の春のヒヨコ」で日本推理作家協会賞短編部門の候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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