コンプレックス文化論

武田砂鉄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163906829
ISBN 10 : 4163906827
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
追加情報
:
304p;19

内容詳細

文化はコンプレックスから生まれる。
天然パーマ、背が低い、下戸、ハゲ、一重(ひとえ)、遅刻、実家暮らし、親が金持ち……これまで腰を据えて考察されることのなかった10個のコンプレックスに向き合い、数々の文献を読み解きながらしつこく考察した評論集。
各章、評論と評論の間に、そのコンプレックスを背負い、クヨクヨしつつも嗜んできたミュージシャンやデザイナーなど表現者たちへのインタビューも収録。

「天然パーマ」
天然パーマという自然エネルギー/ミュージシャン 有馬和樹(おとぎ話)/カルチャーはクルンクルンが支えてきた

「下戸」
「お酒飲めない」から生まれるもの/ミュージシャン 澤部渡(スカート)/今こそ、下戸の反乱を

「解雇」
「明日から来なくていい」と言われたので/ハイパー・メディア・フリーター 黒田勇樹/切実な表現は残酷な解雇から生まれる

「一重」
二重ファシズムの中で/アイドル 朝倉みずほ(BELLRING少女ハート)/一重にしかできないことを探しに

「親が金持ち」
「あいつ、親が金持ちなんだぜ」/昆虫好きクイズ女王 篠原かをり/親が金持ちならではの表現なんてあるのか

「セーラー服」
直視できなかったから/イラストレーター 中村佑介/スクールガールへのコンプレックス

「遅刻」
遅刻はアーティストへの近道/デザイナー・ソラミミスト 安齋肇/絶対に負けられない戦いが、遅刻にはある

「実家暮らし」
実家暮らしならではの表現活動/現代美術家 泰平/朝ドラと実家暮らし

「背が低い」
「背の順」で腰に手を当て続けた人たち/ミュージシャン 鈴木圭介(フラワーカンパニーズ)/ジャニーズと自衛隊と韓流アイドルとチビ

「ハゲ」
ありのままの姿見せるのよ/臨床心理士 矢幡洋/ハゲまされている場合か

【著者紹介】
武田砂鉄 : 1982年東京都生まれ。出版社勤務を経て、2014年秋よりフリーライターに。著書に『紋切型社会―言葉で固まる現代を解きほぐす』(朝日出版社、2015年、第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞)、などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • M さん

    コンプレックスをどうパワーに変えて生き抜いてきたか。どんなモチベーションに成り得るか。どう克服してきたかをそのコンプレックスを抱えてきた当人にインタビューも。コンプレックスの種がいまひとつピンと来なかったかな。下戸でもないし、一重まぶたでもないし。ハゲとかセーラー服とかは女だからかよく理解できず。自分の話だけどその昔、文化祭でセーラー服が学年一似合う子に選ばれてこっ恥ずかしくて舞台に上がれなかった苦い思い出を思い出したり。余計な話はさておき、女性の著者なら共感できるネタがもっとあったのかも。

  • おかむら さん

    天然パーマ、一重、ハゲ、遅刻癖、実家暮らし、下戸、背が低い等々の深刻じゃあないけどやっぱりなんだかなーなコンプレックスに対する論考と当事者(有名人、と言っても知らない人多かったけど…)にインタビュー。遅刻の安斎肇さんがカワイイ。カワイイなー。あとハゲの矢幡洋の闇が深そう。

  • はるき さん

    笑える。 悩みを吹き飛ばすには、考察と分類が良いかも。

  • 阿部義彦 さん

    快著!目の付け所が面白いし、三部構成で二部がインタビューそこからの結論第三部への流れも良いしインタビューでの見事な愛のあるツッコミも素晴らしいです。武田砂鉄さんの著作では1番マスにアピールする内容だと思います。私がコンプレックス文化として思い浮かべたのは、シークレットブーツとカツラですがいちばん切実なこの二つは満を持してラス前とラストに持ってきていた構成も憎いです。インタビューに応じた人々の程よいマイナー感、スカート、安斎肇、篠原かをり、等などこの人分かってるわ感が半端ないです。満足度高かったです。

  • Mayumi Hoshino さん

    コンプレックスは、弱点や逆境などと言い換え可能だろうか。だが、それを他人が人を蔑む材料に使ったり、そんなこと気にするなと一笑したりするのは、野暮だし余計なお世話なのだ。著者はそれらをただただ考える。解消することを結論としない。それでいいじゃないか。あとがきが頷けるし痺れる。「解雇」「一重」「実家暮らし」の章が特に印象に残った。

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人物・団体紹介

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武田砂鉄

1982年生まれ。ライター。東京都出身。大学卒業後、出版社で主に時事問題・ノンフィクション本の編集に携わり、2014年秋よりフリーへ。インタビュー・書籍構成も手掛ける。「武田砂鉄のプレ金ナイト」(TBSラジオ)、「武田砂鉄 ラジオマガジン」(文化放送)パーソナリティ。『紋切型社会』(朝日出版社、のち

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