英「エコノミスト」編集部

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2050年の技術 英『エコノミスト』誌は予測する

英「エコノミスト」編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163906409
ISBN 10 : 4163906401
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
384p;20

内容詳細

二〇〇〇年代初頭、シリコンバレーの『WIRED』誌では、「日本の女子高生ウォッチ」なるコラムが人気を博していた。日本の多機能のガラケーとそれを使いこなす女子高生は、未来を先取りしていると考えたのだ。それは、iPhoneの未来を予測していた―。こうした未来を予兆する「限界的事例」を現在に求めてみる。アフリカではスマホで当事者間が金融決済をしている。BMWi3の車体は、炭素繊維を編み上げて造っている。テクノロジー予測で全世界的な信頼を持つグローバルエリート誌が総力をあげて大胆予測!

目次 : 第1部 制約と可能性(日本のガラケーは未来を予測していた/ ムーアの法則の終わりの先に来るもの/ 第七の波、AIを制する者は誰か?/ なぜデジタル革命では生産性向上がみられないか?/ 宇宙エレベーターを生み出す方程式/ 政府が「脳」に侵入する)/ 第2部 産業と生活(食卓に並ぶ人造ステーキ/ 医療はこう変わる/ 太陽光と風力で全エネルギーの三割/ 車は編まれ、住宅は印刷される/ 曲がる弾丸と戦争の未来/ ARを眼球に組み込む)/ 第3部 社会と経済(人工知能ができないこと/ プライバシーは富裕層だけの贅沢品に/ 一〇億人の経済力が解き放たれる/ 教育格差をこうして縮める/ 働き方は創意を必要とされるようになる/ テクノロジーは進化を止めない)

【著者紹介】
土方奈美訳 : 日本経済新聞記者を経て、2008年より翻訳家として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    エコノミストの「2050年の世界」を読んでからこの本も読もうということで積読でしたがようやく読むことができました。技術という側面に焦点を絞って比較的実現しやすそうなものをかなり理論的な話などを含めて説明してくれています。とくに第3章の「第七の波、AIを制するものは誰か?」は最近の状況ではないかと思われるくらいです。

  • Miyoshi Hirotaka さん

    人間が考えつくものはいずれ実現する。ベルヌの「月世界旅行」は冷戦期の米ソの航空宇宙エンジニアの共読本。ウェルズの「解放された世界」では、核兵器と空母による渡洋爆撃が予告された。ディストピアを描いたオーウェルの「1984」やハスクリーの「素晴らしき世界」に登場するテクノロジーはすべて実用化されている。人間はテクノロジーを作るが、テクノロジーも人間を作る。また、テクノロジーは無機で善悪はない。善悪は人間だけのもの。2050年の世界をユートピアにするのもディストピアにするのも、人、人、人、すべては人の質による。

  • たかしくん。 さん

    図書館で借りて、ざっと一読。7章「食卓に並ぶ人造ステーキ」は、なんか「サピエンス全史」の終盤の議論にオーバーラップするところが。ともすると、AIが人間を上回るとも取られかねない予測が、随所で書かれ、既にそれだけで未來小説? ので、巻中の特別SFがウソとは思えなくなってしまいますね〜。

  • T坊主 さん

    1)益々時代の変化は激しくなるようですが、人間の二極化が益々進むのか? 確かに技術が進むことはいいのだが、昨今の日本人の東芝問題、日産車検査問題、神戸製鋼問題、日本の劣化が著しいのでは?日本だけの問題なのか?2)医療にしても進歩は学者、技術者の自己満足?何千万円の機械で国や患者負担が大きくなり、数年長生きして何の意味があるのだろうか?管に支えられた長寿国に何の意味があるのだろうか?もっと根本的な解決法がるはずだ。もっと自然の食品、できるだけ加工しない食品そいう物こそ大切なのではないか。答えはシンプル

  • izw さん

    2050年の技術に焦点を当てて、エコノミストの記者や専門家が寄稿した18編の論考とSF作家による2編のSFから構成されている。全体に優れた論考が多く、図書館で借りて読み終えたのだが、再度読み返したく、書店で購入してしまった。未来を予測する本は、その時点がきたところで、どの程度外れているか、どのようにトンデモない予測をしていたかを振り返るのが楽しみである。

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