ジェフリー・ディーヴァー

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煽動者

ジェフリー・ディーヴァー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163905402
ISBN 10 : 4163905405
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
495p;20

内容詳細

“人間嘘発見器”キャサリン・ダンス捜査官が「無実だ」と太鼓判を押した男が、実は麻薬組織の殺し屋だとする情報が入った。殺し屋を取り逃がしたとして、ダンスは麻薬組織合同捜査班から外され、民間のトラブルを担当する民事部に異動させられた。そこは拳銃の携帯も許されない窓際―彼女に割り当てられたのは満員のコンサート会場で観客がパニックを起こして将棋倒しとなり、多数の死傷者が出た一件だった。だが現場には不可解なことが多すぎた。観客は会場の外で焚かれた炎の煙で火事だと誤解し、殺到した非常口はトラックに塞がれていたのだ。この惨事は仕組まれたものではないか?人々を煽動し、死へと走らせる何者かがいる。独自の捜査を開始したダンスだったが、犯人はまたもや死の煽動工作を実行した!卑劣きわまりない愉快犯。そして麻薬組織の殺し屋をめぐる捜査。尋問の天才キャサリン・ダンスを二つの難題が追いつめる。二度読み必至、読者に背負い投げを食わせる好評シリーズ第四弾!

【著者紹介】
ジェフリー ディーヴァー : 1950年、シカゴ生まれ。雑誌記者、弁護士を経て、世界的ベストセラー作家に

池田真紀子 : 上智大学法学部国際関係法学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G さん

    ディーヴァー流の上質なミステリを望むならばイマイチ、しかしシリーズのファンならばかなり面白く読める。要するに事件の本筋以外の部分が凄く楽しく引き込まれる。実際、シリーズとしての展開を先に進める事が主目的だったのではないかと思えるほど、メインの事件とその他諸々の事件に関連性がなく、ミステリだから大きな事件も入れとかないと、的な大人の事情を勘繰ってしまう。キネシクスも役に立っておらず、どんでん返しもいつもとちょっとベクトルが違うが、わかりやすいアメリカンホームドラマのようでかなり好き。

  • starbro さん

    ジェフリー・ディーヴァーは、新作中心に読んでいる作家です。二段組、500P弱、一気読みしました。プロローグの盛り上がり感からすると尻すぼみでしたが、キャサリン・ダンスシリーズの安定感で楽しめました。キャサリン・ダンスの息子のウェスが活躍する時代になったんですネ。

  • KAZOO さん

    もうこのようなシーズンになったのですね。ディーヴァーの本が出版される頃になると師走ももう間近という意識にさせられます。今回はキャサリン・ダンスシリーズでやはり最後はやってくれますねえ。確かに一度では細かいところなどを読み飛ばしてしまうので、再度読む必要がありそうです。まだまだ未訳のものがあるのでこれからも楽しみです。文庫で短編集が年末近くに出されるかもしれませんね。

  • 紅はこべ さん

    ディーヴァーは無理に邦題をつけなくても、原題そのままの方がいいと思う時がある。本作がそう。今回はどんでん返しというより、ミスディレクションが巧み。ディーヴァーは日本を好きなのか、disっているのか。キャサリンがケイト・ブランシェット様に似ていることが判明。そんなに美人だったのか。ディーヴァー作品、犯罪者が参照しそうで怖い。

  • のぶ さん

    ディーヴァーの作品にしては比較的ストレートな作品だった。冒頭で、麻薬組織合同捜査班から外されて、キャサリン・ダンスが異動となった。その時コンサート会場で火災が起き、パニックから多くの死傷者が出る事件が発生する。それが単なる事故でなく、計画された犯罪だった。と言う序章から捜査が進む。自分は実はディーヴァーの作品を世間の評価ほど面白いと思わない。理屈っぽくて頭が疲れるからだろうか?本作はライムのシリーズほどロジックが複雑でなく、スラスラ読めたので、まぁ良しとしよう。

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