異端者

勝目梓

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163905075
ISBN 10 : 4163905073
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
追加情報
:
289p;20

内容詳細

戦後日本を生き抜いた男の、人には明かせない記憶の数々。官能文学の最高傑作。情欲、悔恨、恥辱…夜ふけの静かな波音だけが、不思議な深い慰めと安らぎをもたらしてくれる。文壇の巨匠が描く、壮絶な人生の挽歌―

【著者紹介】
勝目梓 : 1932年、東京に生まれる。さまざまな職業に就きながら、『文藝首都』の同人として小説を発表する。四十代になって純文学から大衆文学に転向し、1974年に「寝台の方舟」で小説現代新人賞を受賞してからは、流行作家として活躍を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    勝目梓は、昔バイオレンス物を結構読んでいて、最近新作中心に読んでいる作家です。本書が著者の官能文学の最高傑作だとは思いませんが、純文学的性遍歴小説といった感じでしょうか?主人公は性の巡礼者かも知れません。本書が話題になったり、売れたりしない事は、ほぼ確実ですが、今年話題になった蓮實重彦の「伯爵夫人」よりも、上質の官能文学ではないでしょうか?【読メエロ部】

  • 鱒子 さん

    図書館本 南房総のマンションで性的妄想の奇怪な絵を描きながら余生を送る男。彼の性生活を中心とする一代記です。 異性を匂わせる母、大学進学で上京、ボクシングと演劇ーー設定が五木寛之著「青春の門」にすごく似ています。オマージュ作品なのかな。

  • 読書家さん#lfJKjP さん

    勝目梓著の作品読了は「あしあと」とこの異端者ですが蛸壺から抜け出せないという表現が凄く良かったです。蘭子と誠一郎の生い立ちお互い男女でありながらも同棲愛、又蘭子に至ってはバイセクシャル的な癖もあり楽しめる作品でした。壇蜜さんオススメとの事で手にとった次第ではあります。 

  • イノ さん

    勝目さんの作品出だから、バイオレンスかと思ったら、官能小説なんですね。 ただ、良い意味でも逆の意味でも、全然嫌らしく無いですよ。性的な作品の中に、近親相姦を持ち込むと、よほど繊細に描かないと読者の共感を得られないと思います。週刊文春で紹介されていましたが、紹介文ほど、深い意味を汲み取るより先に、嫌悪感が充満して、仕舞いました。

  • kawa さん

    あの勝目氏も80代。「あしあと」も読ませていただきましたが、創作意欲が衰えないのが凄い。今回は私の的からははずれ気味、「官能文学の最高傑作」とは思えませんが、しかし、今、読めて悪くなかったかも。

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人物・団体紹介

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勝目梓

1932年東京生まれ。さまざまな職業に就きながら、同人誌『文藝首都』で執筆活動を続け、74年に「寝台の箱舟」で小説現代新人賞を受賞。『獣たちの熱い眠り』がベストセラーとなり、以降、官能とバイオレンスを軸に著作は300冊以上。2020年3月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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