声のお仕事

川端裕人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163903866
ISBN 10 : 4163903860
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
追加情報
:
302p;19

内容詳細

二十代後半にして代表作がない崖っぷち声優の結城勇樹。背水の陣で臨んだ野球アニメ「センターライン」のオーディションで出会ったのは、同世代の人気声優、大島啓吾だった。現場で顔を合わせたことのない結城と、いっしょに仕事がしたいという大島。その理由は、二人の過去にあった。声優たちの世界に光をあてたリアルな青春お仕事小説。

【著者紹介】
川端裕人 : 1964年兵庫県明石市生まれ。千葉県千葉市育ち。東京大学教養学部卒。日本テレビ入社後、科学技術庁、気象庁などの担当記者を経て、97年退社。98年、『夏のロケット』で小説家デビュー。2000年、『動物園にできること』で第31回大宅壮一ノンフィクション賞候補。04年、『せちやん 星を聴く人』で第25回吉川英治文学新人賞候輔(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みかん🍊 さん

    「声で世界を変えてやる」志は高いがまだ駆け出し声優ユウキの声のお仕事小説、オーデションでやっと手に入れた役は犬の声、それでもレギュラーの仕事が入っただけまし、アルバイトをしながらでないと生活がしていけない厳しい現実、共演することになった人気声優大島は実は子供の時小児病院で一緒に入院して声優の真似事をして遊んでいた幼馴染だった、大島の普段クールでユウキと話す時は関西弁に戻るギャップキャラも良く声のお仕事の世界が分かる楽しい作品でした。

  • 風眠 さん

    崖っぷち声優・結城勇樹、「声で世界を変えてやる!」とオーディションを受けまくり、初めてつかんだレギュラーは、サブという犬の役。でもよく考えたら、鳴き声だけで感情を表現するのは物凄く難しい事だと思う。イクラちゃん役の「ばーぶー」の声優さんも凄いんだな!って、改めて声だけの演技の奥深さに感じ入った。声優としての成長物語という本筋があり、そこに病弱だった子共の頃のエピソードが入り、物語に説得力が増す。あとがきの「小説の世界は誰かが書かないと始まりませんが、誰かが読んでくださらないと終わりません」の文章にジーン。

  • papako さん

    初読みの作家さん。感想が気になって。軽い青春お仕事ものです。主人公、決して若くはない28歳、しかし全体に若い方(高校生?)向きな文章になっているように感じました。声優に夢を持ち、ひたむきに頑張る主人公。すんなり上手くいくわけではなく、周りに応援されながら頑張る。その実力は文章だけではわからないのが残念です。自分の原点に立ち返って目標を持つ、爽やかなラスト。さらっと楽しみました。大島啓吾はなぜか細谷佳正さんに脳内変換されてました。ちょっとおばさんには若すぎでしたね。

  • ゆにこ さん

    親戚の子が声優になりたくて専門学校に通って努力中。果たして食べていける仕事なのかと気にかかる。主人公はバイトしていたし、かなり売れている人以外は大変そう。でも若さや情熱、友情が眩しく、若い時なら夢を追って苦労するのも悪くないと思った。

  • むつぞー さん

    声優お仕事小説。 崖っぷち声優の成長ものであり、青春モノです。 ちょっと意外な感じと思ったら『銀河のワールドカップ』がNHKアニメになった際に収録現場に行かれたり、声優さんに話を聞いたりしたことが、この作品になったのですね。 アニメ好きなら憧れのある世界でありますけれど、その世界の厳しさも苦労も描かれます。 なので、声優に興味のある高校生ぐらいからが対象ではないでしょうか。 面白かったです。

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人物・団体紹介

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川端裕人

作家。1964年兵庫県明石市生まれ、千葉県千葉市育ち。東京大学教養学部卒。1995年にノンフィクション『クジラを捕って、考えた』、1998年に小説『夏のロケット』で作家活動を開始、幅広い分野で執筆活動を行う

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