魔女の封印

大沢在昌

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163903743
ISBN 10 : 4163903747
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
追加情報
:
572p;20

内容詳細

男の人間性を一目で見抜く特殊能力を活かし、裏のコンサルタントとして生きる女性、水原。国家安全保障局(NSS)の湯浅より依頼され、堂上保という男について調査したところ、その正体は、1億人に1人しかいない新種の頂点捕食者(頂捕)であることが判明する。頂捕は容易に人間の命を奪うことも可能で、中国ではすでに、頂捕を利用した要人暗殺事件が起きていた。
やがて、この暗殺事件に関与した頂捕グループが、日本に潜伏していることが判明する。彼らは政府に身の安全を保証するよう求めた。それを断れば、日本の安全保障が脅威にさらされることになる。水原は頂捕との捨身の戦いに挑んだ――。
『魔女の笑窪』『魔女の盟約』に続く、『魔女』シリーズ第3弾!

【著者紹介】
大沢在昌 : 1956年名古屋市生まれ。慶応義塾大学法学部中退。79年『感傷の街角』で第1回小説推理新人賞を受賞しデビュー。『新宿鮫』シリーズをはじめ多数のベストセラーを誇る、日本のエンターテインメント小説界の第一人者である。2005〜09年、日本推理作家協会理事長を務めた。主な受賞歴:86年『深夜曲馬団』で第4回日本冒険小説協会最優秀短編賞。91年『新宿鮫』で第12回吉川英治文学新人賞・第44回日本推理作家協会賞。94年『無間人形 新宿鮫4』で第110回直木賞。2001年『心では重すぎる』で第19回日本冒険小説協会大賞。02年『闇先案内人』で第20回日本冒険小説協会大賞。04年『パンドラ・アイランド』で第17回柴田錬三郎賞。07年『狼花 新宿鮫IX』で第25回日本冒険小説協会大賞。12年『絆回廊 新宿X』で第30回日本冒険小説協会大賞。14年『海と月の迷路』で第48回吉川英治文学賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    大沢在昌の小説はかなり読んでいますが、魔女シリーズは初めてです。本書は、21世紀のヴァンパイア的SFミステリです。中盤である程度把握できてしまうと600P弱は長すぎる気もしますが、それなりには楽しめました。1億人に1人の存在は色んな意味で辛いと思います。今年あたり、新宿鮫の新刊が出ますでしょうか?

  • タックン さん

    水原シリーズ。今回は1億人み一人出現するという頂点捕食者なる新人類が地球に現れたらっていう近未来的な話。前半は人類の人口爆発問題を提起しててそれなりに興味をもって読んだんだけど・・・・・。堂上さんが早々死んじゃっていろんな人間が出ては死んじゃう後半はもうドタバタで何が何だかわからなくなって読みにくかった。っで結局は中国の権力争いとそれに振り回される官僚と一人の男を巡る二人の女の嫉妬心と女の身勝手なエゴに行きついちゃった。最後までぶれなかったのは水原一人だったな。大沢さん結局は何が言いたかったの?

  • ゆみねこ さん

    一億人に一人の割合で出現すると言う、頂点捕食者。こんな新人類が現れたら恐ろしい。水原は相変わらず格好良かったけれど、タカシに魅力を感じられずに残念。堂上さんにもっと生きてほしかった。分厚い本なのに、読み始めると一気に引き込まれました。

  • のぶ さん

    魔女シリーズの新作と言う事で読んでみたのだが、中国マフィアの登場はいつもの大沢作品と変わらない。違っているのは主人公が女性である事と、SFの要素を取り入れた事だが、まず主人公、水原に女性の魅力がまるで感じられない。魔女だから女性にしたのだろうが、男性にしてもストーリーの雰囲気はほとんど変わらないと思う。次に人間の頂点捕食者なるSF的設定がよく分からなかったし馴染めなかった。ただ、これを理解しないと終盤の物語を楽しめないと思う。と言う訳で本作は自分の求めていた大沢作品とは違っていた。次作に期待です。

  • ren5000 さん

    久々の魔女シリーズだけど、ちょっとやり過ぎというか敵があまりにも…ねえ。。面白くないことはないし読みやすいしサクサク読めるので次は普通の敵と対峙して欲しい(笑)

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人物・団体紹介

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大沢在昌

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶應義塾大学中退。’79年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。’86年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、’91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門を受賞。’94年『無間人形 新宿鮫4』で直木賞を受賞した。2001年

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