人魚ノ肉

木下昌輝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163902852
ISBN 10 : 4163902856
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
追加情報
:
374p;20

内容詳細

人魚の肉を食べた者は不老不死になるというが…舞台は幕末京都、坂本龍馬、沖田総司、斎藤一らを襲う不吉な最期。奇想の新撰組異話。

【著者紹介】
木下昌輝 : 1974年生まれ、奈良県出身。近畿大学理工学部建築学科卒業。ハウスメーカーに約5年勤務後、フリーライターとして関西を中心に活動。2012年、「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞受賞。2014年、『宇喜多の捨て嫁』で単行本デビュー。同作が第152回直木賞候補となり惜しくも受賞は逃したものの高い評価を得て、その後、第2回高校生直木賞、第4回歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • のり さん

    幕末を代表する人物達を史実に添う形で、人魚の肉を主題に描く新感覚な一冊。「肉」と「血」での違いを上手く使い分けて、それぞれの物語を形成している。特に沖田総司の話は、実際にこのような展開だったら凄く納得しそう。更に京の地に「人魚の血」が染み渡り、永遠の繁栄とした思惑に共感。木下さんの着眼点に賛辞を送りたい。

  • ナイスネイチャ さん

    図書館本。「宇喜多の〜」が面白かったので。人魚の肉を食うと不老不死になると云われ、岡田以蔵、坂本竜馬、沖田総司など歴史の史実に沿った部分が絡まった内容でした。この作者で感じるのは「血」それも穢れたドロドロした濃密な血。今回は血に憑りつかれた歴史上人物を怪しく描いてました。フィクションの部分が多いですが、それはそれで面白かったです。

  • starbro さん

    デビュー作でいきなり直木賞候補となった作家の作品である事とタイトルに魅かれて、木下昌輝初読みです。374P一気読みしました。最初は人魚をテーマとした歴史伝奇小説ではと思っていました。結果は【人魚の肉×新撰組×死霊血の滴り】といった感じで衝撃的な内容です。今後も新しい歴史?小説の書き手として期待しています。本作で人魚の肉を喰らうと不老不死になるという伝説を初めて知りました。ところで人魚の肉と言った場合、人の部分の肉でしょうか?それとも魚の部分、もしかしたら人間と魚の分岐部分。何方か詳しい方はご教示下さい。

  • ❁かな❁ さん

    初・木下昌輝さん♪とっても面白い!食べると不老不死になるという人魚の肉。妖に取り憑かれ血塗られた歴史が始まる。幕末の京都を舞台に歴史的に有名な人物達が登場!歴史に疎い私が昨年あることをきっかけに新撰組を少し知っていたお陰で存分に楽しめた!血生臭い場面も多いが沖田総司、斎藤一、土方歳三、近藤勇、山南敬助などが出てくるとよりリアルに感じ夢中になる!沖田の労咳や池田屋事件など忠実を上手く絡められていてすごい!「肉ノ人」「分身ノ鬼」は好きな人物視点なので特に良かった。山南さんのお話が切ない。妖しく切ない怪異奇譚*

  • Die-Go さん

    図書館本。幕末を舞台に、人魚の血肉を食した剣豪達に起きた怪異を描く。主に新選組が主役になっているが、坂本龍馬、岡田以蔵など土佐も欠かせない要素となっている。グロさがありつつも、読みやすい文体。怪異を新選組の歴史とうまく絡ませているのは見事。★★★☆☆

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

木下昌輝

1974年奈良県生まれ。近畿大学理工学部建築学科卒業。2012年に「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞、14年『宇喜多の捨て嫁』で単行本デビュー。同作は第152回直木賞候補となり、第4回歴史時代作家クラブ賞新人賞、第9回舟橋聖一文学賞、第2回高校生直木賞を受賞した(本データはこの書籍が

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品