繭と絆 富岡製糸場ものがたり

植松三十里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163902845
ISBN 10 : 4163902848
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
追加情報
:
284p;19

内容詳細

父のため国のため世界に通用する生糸を目指す!日本の工女第一号・尾高勇の青春。世界遺産富岡製糸場誕生秘話。

【著者紹介】
植松三十里 : 静岡県生まれ。昭和52年、東京女子大学卒業。出版社勤務などを経て、平成15年に『桑港にて』で、第二十七回歴史文学賞を受賞。21年に『群青 日本海軍の礎を築いた男』で、第二十八回新田次郎文学賞を受賞。同年『彫残二人』で、第十五回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 初美マリン さん

    富岡製糸場の最初の工女、意外にさらりとした物語だった

  • いつでも母さん さん

    なんとなく手にした本だったが一つの家族の形をみせてもらった。それと富岡製糸場を軌道に乗せるまでの工女達の頑張りに天晴れだった。貴美と敬との友情と云うか絆はなかなか面白かった。貴美が根がいい子で良かったなぁ(笑)本当は野麦峠の様な悲惨さが待っているのかと思っていた自分を反省(汗)明治の始めの事だもの、さぞや大変だっただろう。繭の糸を紡ぐと云う事が、次の人間に、次の世代に繋ぐ事とかぶるのだなぁ。いみじくも、製糸場を去る指導者・照の言葉「結果では無い。充実した日々を送れるかどうかだ」が私にも響く良い作品だった。

  • Aya Murakami さん

    図書館本。著者のホームページ(だったかな?)でおすすめされていたので手に取りました。 女工哀史のイメージで読み始めたのですが、予想に反して絆と友情、そして家族愛のお仕事小説でした。女の職場ということで嫉妬というビターなテイストも…(汗)。しかしビターな感情も認め合ってこその堅い友情なのですね。 そして彰義隊って上野だけの話ではなかったのですね。リサーチ力のすごい作家さんです。

  • ゆみねこ さん

    明治の初期、国営の製糸場として誕生した「富岡製糸場」。初代場長・尾高惇忠とその長女・勇の5年間。日本の工女第1号・尾高勇の青春。読みやすく、明治の若い女性たちの成長ものとしても楽しめました。渋沢栄一の業績がここにも。

  • wanichan さん

    図書館の返却棚にあるのを手にとった。きっと世界遺産になった富岡製糸場に行くために読んだのかなと推測して借りてみた。幕末から明治への変換期に官営の製糸場の工場長になった父と工女第一号になった娘 勇のストーリー。技術を教える、その技を伝承する難しさを当時の背景とともに知ることができた。ぜひ現地に行って、工場長親子の努力を感じてみたいなと思った。

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人物・団体紹介

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植松三十里

静岡市出身。昭和52年、東京女子大学史学科卒業後、婦人画報社編集局入社。7年間の在米生活、建築都市デザイン事務所勤務などを経て、フリーランスのライターに。平成15年「桑港にて」で歴史文学賞受賞。平成21年「群青 日本海軍の礎を築いた男」で新田次郎文学賞受賞。同年「彫残二人」で中山義秀文学賞受賞(本デ

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