エドワード・フレンケル

Individuals/organizations Page

Books

数学の大統一に挑む

エドワード・フレンケル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163902807
ISBN 10 : 4163902805
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
青木薫 ,  

Content Description

憧れのモスクワ大学の力学数学部の試験に全問正解したにもかかわらず父親がユダヤ人であるために不合格。それでも少年は諦めず、数学を学び続けた。「ブレイド群」「リーマン面」「ガロア群」「カッツ・ムーディー代数」「層」「圏」…、まったく違ってみえる様々な数学の領域。しかし、そこには不思議なつながりがあった。やがて少年は数学者として、異なる数学の領域に架け橋をかける「ラングランズ・プログラム」に参加。それを量子物理学にまで拡張することに挑戦する。ソ連に生まれた数学者の自伝がそのまま、数学の壮大なプロジェクトを叙述する。

目次 : はじめに 隠されたつながりを探して/ 人はいかにして数学者になるのか?/ その数学がクォークを発見した/ 五番目の問題/ 寒さと逆境に立ち向かう研究所/ ブレイド群/ 独裁者の流儀/ 大統一理論/ 「フェルマーの最終定理」/ ロゼッタストーン/ 次元の影/ 日本の数学者の論文から着想を得る/ 泌尿器科の診断と数学の関係/ ハーバードからの招聘/ 「層」という考え方/ ひとつの架け橋をかける/ 量子物理学の双対性/ 物理学者は数学者の地平を再発見する/ 愛の数式を探して/ われわれの旅に終わりはない

【著者紹介】
エドワード・フレンケル : 1968年に旧ソ連のコロムナという地方都市で生まれる。高校時代は量子物理学に興味をもつが、両親の友人である数学者の手引きで数学の魅力に目覚める。父親がユダヤ人であるため、モスクワ大学の入学試験では、全問正解したにもかかわらず不合格となり、やむなく石油ガス研究所(日本でいうところの工業大学)に入学し、応用数学を学ぶ。だがその一方、ひそかに純粋数学の研究を続け、また学部在学中に、運よくソ連国外に出た論文が認められてハーバード大学に客員教授として招かれる。カリフォルニア大学バークレー校の数学教授

青木薫 : 1956年、山形県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院博士課程修了。理学博士。翻訳家。「幅広い層に数学への興味を抱かせる本を翻訳して、数学の普及に大きく貢献している」として2007年度の日本数学会賞出版賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • mae.dat

    邦題は力の統一理論と重ねているね。物理のそれが数学ではラングランス・プログラムって言うの。数学と一括りにするけど分野は多岐に渡り、文化や背景も様々なんだね。これを儂なりに解釈すると、地球上の言語を統一しようまいって事かな。英語? 中国語? エスペラント⁇ やり方は数学のそれとは違うけど上手く行かないよ。そう言うチャレンジングな試み・営み。同時に数学への誤解を解きたいと言う動機ね。学校で学ぶ数学は古典迄なんだって。例えばピカソやゴッホに触れないで、全ての芸術の感動を与えられるかって話。紙幅の問題が。ががが。

  • absinthe

    この手の本は難しい。解るところは優しく書かれ過ぎていて、解りにくいところとのギャップが大きい。でも雰囲気は確かに伝わった。数学は愛すべき対象で計算の間違いをなくすような作業は数学の本質とはかけ離れている。背後に隠れた真実を暴きだそうとするその姿は、むしろ芸術を思わせる。理性よりも感性をより重んじる学問なのだろう。原題の方が内容にあっている。ずっと積読本だったが読了。absintheは満足した。手放しでオススメはしにくいが、読みごたえはあるので気が向いたらどうぞ。

  • trazom

    私には「青木薫さんが翻訳される本は絶対に面白い」という確信があるが、本書も、その期待を裏切らない抜群の内容。旧ソ連生まれの数学者が、苛烈なユダヤ人差別に苦しみながらも天才を開花させ、ハーバード大学に招かれる半生はドラマティックである。研究テーマは、代数、幾何学、数論、調和解析などの数学分野の大統一を目指す「ラングランズ・プログラム」。数論から有限体上への曲線、そして、リーマン面へと広がってゆくラングランズ・プログラムが、双対性をキーワードとして、量子物理学との統一を目指す物語は、スリル満点でワクワクする。

  • やいっち

    書店で題名を見た時、宇宙論(素粒子論)ならともかく、数学でまさかと思ったが、「ラングランズ・プログラム」で、数論、幾何学、解析学など、ほとんど独自に発達し細分化したそれぞれの分野の底に、それらを繋ぐ、普遍的な構造がある、という洞察があるようだ。これは物理学とも無縁ではないし、むしろ超ひも理論とも絡み合っている。なんてことは別にして、若き数学者のまさに彼ならではの情熱に満ちたドラマを体験する楽しみこそが本書の魅力だ。数学の神秘を自分のような数式(数学)音痴の小生にも感じさせてくれる。

  • Sam

    到底無理と分かっていても世界を少しでも俯瞰的・構造的に理解したいという思いがあるせいか、数学は苦手なのに「大統一」などと聞くとつい手にしてしまう。本書は数学において一見無関係に見える様々な領域の基礎に潜んでいるはずの基本構造(いわば数学の「ソースコード」)を探る「ラングランズ・プログラム」に取り組む数学者の話。ユダヤ人差別を乗り越えて一流の数学者になっていくストーリーは感動的だし、筆者の数学に対する熱くて揺るぎない思いがよく伝わってくる。数学的な説明はさっぱり理解できなかったけどこれはもうやむなし。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items