世界遺産 姫路城を鉄骨でつつむ。 よみがえる白鷺城のすべて

文藝春秋編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163902258
ISBN 10 : 4163902252
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
追加情報
:
127p;22

内容詳細

築城から400年、姫路城が生まれ変わった! 世界遺産・国宝である名城を次代に継ぐための『大天守保存修理』が5年の歳月をかけて平成25年3月に完了した。鉄骨でお城をまるごとすっぽり包みこんでの前代未聞の大修理の全貌をルポするとともに、修復後の白く輝く美しい姿を通して姫路城の魅力に迫る。修理中にしか見られない珍しい写真やラジコンヘリでの空撮なども満載した永久保存版。作家・山本兼一氏のルポなども掲載。読むだけで、誰もがお城に行きたくなる一冊。


〈内容〉

●保存修理プロジェクトの概要
●改修中にしか見ることのできない貴重な写真
●修復後の美しい姫路城の写真
●大天守保存工事 職人列伝
●国宝・世界遺産ならではの細部(鯱瓦、鬼瓦、漆喰 など)
●考え抜かれた最新の修理技術と工事、解体の過程
●ラジコンヘリで生まれ変わった白鷺城を空撮
●姫路城の歴史
●「白鷺の譜」作家・山本兼一氏のルポ
●姫路城ガイド
などを予定

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Gummo さん

    約5年半にわたった「平成の保存修理」の様子を豊富な写真で綴った貴重な記録。保存修理の現場を見た山本兼一氏のルポも掲載。国宝であり世界遺産であるが故の様々な制約下における、大天守の屋根修理と漆喰の塗り替え。伝統技術と最新技術を駆使した職人たちの匠の技に感嘆することしきり。鯱も新しくしたとは知らなかった(最上部の1対2尾。高さ1.86m、重さ約300kg!)。ここに書かれている以上の苦労もきっとあったことだろう。この屈指の名城に新たな命を吹き込む偉大な仕事を成し遂げた人々に感謝。★★★★☆

  • 出世八五郎 さん

    1910年明治の大修理/1935年〜1964年昭和の大修理???/2009年〜2015年平成の大修理。昭和の大修理はプロジェクトXで見て感動した。平成の大修理を取り扱ってるのが本書だがプロジェクトXで見てみたい。姫路城の築城の歴史〜流れと平成大修理工事の流れ〜そして写真と職人へのインタビューが掲載。全てが緻密な計算で作業が行われる。それが50年毎に行われる。熊本城よ蘇れ!と思った。インタビュー筆頭の鹿島建設野崎信雄総合所長のプロフィールが凄い。入社以来50近くの現場を経験とある。少ないという意味ではない。

  • 鯖 さん

    昭和の大修理の時点で、江戸側に50センチも傾いていたという姫路城。その平成の大修理を瓦屋根や漆喰塗りといった職人さんの過程ごとに追った本。面白かった。漆喰にまぜる銀杏草という海藻も今ではあまりとれないので、何年もかけて下準備したとか。普通の家だって、何十年かに一度は大がかりなメンテしないとダメダメになるもんなあ。昔からの材料を使うのも大事かもしれないけれど、無理のない範囲で、時代時代にあったお城の修理でいいと思う。

  • C-biscuit さん

    図書館で借りる。年末は忘年会も多くなかなか本を読めなかた。そんな中、興味深い本を最後に読むことができた。国宝というかすでに世界遺産である姫路城の平成の保存修理の様子と姫路城にまつわる歴史等が書かれた本である。一番興味深かったのは、現在技術で修繕する今回の鉄骨の話より、昭和の大修理が写真つきで載っており、びっくりするようなスロープをかけている。過去の出雲大社を彷彿させる絵面で、木で作った足場と合わせて貴重な資料であるように思う。昭和の大修理以前は傾いていたのも初めて知った。それにまつわる逸話も興味深い。

  • kiho さん

    白鷺城を支える大改修…大がかりな仕組みを豊富な写真で見られたのは貴重⭐実際には一度も見たことないけど、存在感がさらに増した感じ…一度見てみたい♪

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