利休の闇

加藤廣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163902203
ISBN 10 : 4163902201
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
加藤広 ,  
追加情報
:
332p;20

内容詳細

秀吉と利休、本当は何が起きていたのか―すべての謎は「本能寺の変」に隠されていた!傑作歴史ミステリー『信長の棺』作者が膨大な史料から遂に発掘した驚愕の新事実。

【著者紹介】
加藤広 : 1930年東京生まれ。都立新宿高校から東京大学法学部に学び、54年に中小企業金融公庫に入庫。京都支店長、本店調査部長などを歴任。山一證券に転じ、同経済研究所顧問、埼玉大学経済学部講師などを経て、中小企業やベンチャー企業のコンサルタントを務めるかたわら、2005年に構想十五年の書下ろし長編『信長の棺』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ナイスネイチャ さん

    図書館本。勉強になりました。女好きの利休・・逆に人間味溢れて好感持てました。作中ちょっとしか出てくませんでしたが石田三成はやっぱり好きになれませんね。

  • あかは さん

    利休のこと殆ど知らなかったから興味深かった。天下をとってからの秀吉があまり好きでないため、利休に肩入れして読んでいたけれど、最後は秀吉の気持ちを思うと物悲しいものがあった。やっぱりこの時代に対する興味はつきないので、他にもよんでみたいと思った。

  • キジネコ さん

    梁の武帝の前で「不識」と言いのけて去った達磨を気取る宗易、切腹して果てた茶頭を「愚かなり」と寂しげに非難する秀吉、太閤が時代を照らす歪な日輪であれば、宗易は内なる暗黒に茶の完成を映して哂うエゴイステイックな男、誰からも理解されなかった孤独の天才に過ぎない。宗易が利休になり、秀吉が豊臣になる瞬間、二人の命を賭した遊びが決定的な乖離を顕わにします。茶聖ではなく生な欲望に耽溺する情動の男として利休が描かれます。信長を失い、ただ一人の遊び友達利休を殺した秀吉の寂寞を満たすのは残骸の如き狂気。闇は深く、尚冥い。

  • はるほのパパ さん

    秀吉と利休の歴史教科書を読んでいる感じ。 利休に関する本を何冊か読んだが、私は正解を読んだような感じで、他を先に読んでおいてよかったと思った。宗易から利休に改名したところはなかなか興味深いし、刑死を命ずるまでの経緯は正に他を圧倒する。 小説というより著者の長年にわたって丹念かつ緻密に調査した解説書である。 従って多少面白味には欠けるが詳細な史実に驚かされる。

  • baba さん

    「信長の棺」「秀吉の枷」に続く作品とわくわくして読み進めるも、作者は利休を好きではないののか、常に突き放して解説書や新書の様に淡々と文章が進む。山本兼一「利休にたずねよ」では利休に寄り添う様に感じられたが、作者によってこうも違うとは新しい利休像です。「愚か者が、ただの遊びにすぎぬに」と秀吉に言わせた言葉に作者の意図が込められているのでしょうか。

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