阿部和重 / 伊坂幸太郎

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キャプテンサンダーボルト

阿部和重 / 伊坂幸太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163901947
ISBN 10 : 4163901949
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
524p;20

内容詳細

人生に大逆転はあるのか?4年を費やして完成した、世紀の合作!

小学生のとき、同じ野球チームだった2人の男。
20代後半で再会し、一攫千金のチャンスにめぐり合った彼らは、
それぞれの人生を賭けて、世界を揺るがす危険な謎に迫っていく。

東京大空襲の夜、東北の蔵王に墜落したB29と、
公開中止になった幻の映画。そして、迫りくる冷酷非情な破壊者。
すべての謎に答えが出たとき、動き始めたものとは――

現代を代表する人気作家2人が、自らの持てる着想、
技術をすべて詰め込んだエンターテイメント大作。


阿部和重
1968年生まれ。山形県出身。1994年、「アメリカの夜」で第37回群像新人文学賞を受賞し、デビュー。その後、『無情の世界』で第21回野間文芸新人賞、『シンセミア』で第15回伊藤整文学賞・第58回毎日出版文芸新人賞をダブル受賞、『グランド・フィナーレ』で第132回芥川賞、『ピストルズ』で第46回谷崎潤一郎賞を受賞。他の著書に『ミステリアスセッティング』『クエーサーと13番目の柱』『□(しかく)』『Deluxe Edition』などがある。

伊坂幸太郎
1971年生まれ。千葉県出身。2000年、『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞を受賞。他の著書に『PK』『ガソリン生活』『死神の浮力』『首折り男のための協奏曲』『アイネクライネナハトムジーク』などがある。



【著者紹介】
阿部和重 : 1968年、山形県生まれ。1994年、「アメリカの夜」で第37回群像新人文学賞を受賞し、デビュー。その後、『無情の世界』で第21回野間文芸新人賞、『シンセミア』で第15回伊藤整文学賞・第58回毎日出版文化賞をダブル受賞、『グランド・フィナーレ』で第132回芥川賞、『ピストルズ』で第46回谷崎潤一郎賞を受賞

伊坂幸太郎 : 1971年、千葉県生まれ。2000年、『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    阿部和重、伊坂幸太郎共に好きな作家なので思いっ切り期待して読みました。野球小説×スパイ小説って感じで、快調に飛ばしました。スーパー戦隊やメカゴジラ等昭和40年代男が大好きな設定も楽しめました。但し1+1=3を期待したせいか、少し物足りなさを感じました。特に阿部和重のポイズンがなく、かなりマイルドな仕上りになっています。

  • 遥かなる想い さん

    2015年本屋大賞8位。 伊坂幸太郎・阿部和重の 合作。 かつての野球仲間たちが、 謎に立ち向かう冒険 ミステリーとでも言う べきなのだろうか。 荒唐無稽な謎の設定が 楽しい。 「鳴神戦隊サンダーボルト」公開中止の謎、 B29はなぜ蔵王に墜落した のか? 山形御釜には一体何が あるのか?…最後は 落ち着くべきところで 終わらせた、そんな展開だった。

  • yoshida さん

    充実のエンターテインメント。行き違いから謎の事件に巻き込まれる相場。かつての野球仲間の井ノ原と再会した相場。二人はそれぞれの事情で金が必要であり、井ノ原は相場を手伝うことにする。大金が隠されていると睨んだ事件の真相は、細菌兵器による世界の終末を目論んだものであった。相場と井ノ原は図らずも世界を救うために走り出す。私は阿部和重さんの作品が好きなので、以前から読みたかった作品です。伏線の回収の綺麗さに伊坂幸太郎さんとの合作の力を感じた。仙台と山形が舞台なのも二人の合作の雰囲気がでると思う。読後感すっきりです。

  • kishikan さん

    ウーん、今回は(も?)とってもハードボイルド。そしていつものように会話は伊坂節炸裂!思わずニヤリ。加えて生物兵器まで登場したスパイアクションもの、それでいて動物愛・家族愛に満ちていて、伊坂小説の集大成みたいな感じ。ダメ押しは、芥川賞作家阿部和重さんとのコラボ、こうなりゃ伊坂ファンならずとも、読まなくちゃ損。ということで山形出身の阿部さんとの合作(どんな合作かは分かりませんが)なので、舞台は仙台と山形で県境を越えました。蔵王のお釜の水がこの小説の鍵。村上病があまりにもリアルで、ネットで調べてしまいました。

  • yu さん

    Kindleにて読了。 合作ってどうやって作るんだろう、とか思ってみたり。 伊坂さんテイストを感じることはできたけど、単独作品だったら、もっと小気味良い会話で、もっと悪が強いストーリーになったのでは。と言いながら、阿部さん作品を読んだことがないもので、どういった作風なのかは不明。 ポンセ(で合っているのやら?)が最高に活躍。 銀髪の怪人はもはや人間ぢゃないね(ターミネーターのシュワちゃんしか思い浮かばない)。まぁ、男とは、ガイノイド脂肪が好きな、永遠の少年なんでしょうな。よくも悪くもエンタメな作品。

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