テミスの剣

中山七里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163901497
ISBN 10 : 4163901493
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
追加情報
:
364p;20

内容詳細

昭和五十九年、台風の夜。埼玉県浦和市で不動産会社経営の夫婦が殺された。浦和署の若手刑事・渡瀬は、ベテラン刑事の鳴海とコンビを組み、楠木青年への苛烈な聴取の結果、犯行の自白を得るが、楠木は、裁判で供述を一転。しかし、死刑が確定し、楠木は獄中で自殺してしまう。事件から五年後の平成元年の冬。管内で発生した窃盗事件をきっかけに、渡瀬は、昭和五十九年の強盗殺人の真犯人が他にいる可能性に気づく。渡瀬は、警察内部の激しい妨害と戦いながら、過去の事件を洗い直していくが…。中山ファンにはおなじみの渡瀬警部が「刑事の鬼」になるまでの前日譚。『どんでん返しの帝王』の異名をとる中山七里が、満を持して「司法制度」と「冤罪」という、大きなテーマに挑む。

【著者紹介】
中山七里 : 1961年生まれ。岐阜県出身。会社員生活のかたわら、2009年、「さよならドビュッシー」で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、翌年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • サム・ミイラ さん

    つくづく幅の広い作家だと思う。ドビュッシーともカエル男とも違う作風に驚く。過去の冤罪にひたすら背を向ける警察組織。そして起こる新たな殺人事件。骨太な社会派小説の趣き。だが横山秀夫や相場英雄などとは似て非なる作品だと思う。それはやはりミステリを主と考えどんでん返しの展開に力を注いでいるからだろう。それ故冤罪のメカニズムを問う重い問題提起の書とはならなかった。マスコミへのスタンスが非常にネガティブなのはこの作者の特徴か。真の黒幕がカエル男のパターンに重なり読めてしまうのは残念だが他の作品への興味がわいてきた。

  • ウッディ さん

    夫婦強盗殺人事件の容疑者を過酷な取り調べと捏造した証拠で有罪にし、獄中で自死させた刑事、検察そして裁判所。別の事件で逮捕された犯人の自白により、それが冤罪であったことがわかる。冤罪をテーマにし、渡瀬刑事の苦悩とその後の正義の貫き方を描くとともに、過去の事件に端を発する新たな殺人事件の意外な犯人と渡瀬の告発を後押しした人物の関与というどんでん返しまで用意されるという中身の濃い一冊でした。ただ、冤罪被害者の家族が、刑事や検察を恨むのはわかるが、真犯人に憎しみを持つのか疑問が残った。とはいえ、面白かったです。

  • takaC さん

    中山作品は何作か読んでいるが系統立てて読んでいるわけではないため「ああ、これはあの誰某ね」的な楽しみ方が自分は充分に味わえなかったが、きっと愛読者には堪らない一冊なんでしょうね。それは脇に置いておいても、綴られた物語自体の完成度も高く、満足できる内容だった。しかし、最後に「この物語はフィクションであり、云々」とはあるものの、現実に十分ありそうな怖い話だと思えてしまう。

  • ちくわ さん

    著名な作家さんの作品が無料で読めたので感想を。正直、推理小説なんてほぼ読んだ記憶が無いので、読む前からドキドキし出す(笑)。「推理モノじゃないの!?」第一話から意表を突かれる。でもそれはそれで面白い…何事も多面体であり、いずれの面にも物語がある。そしての本作が描く面(≒テーマ)は見事な漆黒であり、そして深淵でもある。感想…ラストの大どんでん返しは流石だったが、それ以上に渡瀬みたいな気概を持った刑事って実在するのだろうか?と。本作の登場人物達はあくまで架空なんだよな…と小心者で小市民な自分は感じるばかりだ。

  • ehirano1 さん

    まいったねぇ、伏線なしで3つの事件をブチ込んだ挙句、それを奇麗に繋げられては、もう呆然と立ち尽くすのみ、というかそうさせられた感があります。早い段階から、主人公は「行くも地獄、退くも地獄」で、これに耐えたメンタルとその原動力はやはり「テミスの剣」なのか?そんなことを思わずにはいられませんでした。

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人物・団体紹介

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中山七里

1961年生まれ、岐阜県出身。『さよならドビュッシー』にて第八回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2010年にデビュー。映像化作品も多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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