黄金の烏

阿部智里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163900957
ISBN 10 : 4163900950
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
追加情報
:
350p;20

内容詳細

八咫烏の一族が支配する世界山内で、仙人蓋と呼ばれる危険な薬の被害が報告された。その行方を追って旅に出た、日嗣の御子たる若宮と郷長のぼんくら次男雪哉が、最北の地で発見したのは、何と村人達を襲い、喰らい尽くした大猿だった。生存者は小梅と名乗る少女がひとりだけ―。一体、この世界で何が起こっているというのだろう?

【著者紹介】
阿部智里 : 1991年群馬県生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業。2012年『烏に単は似合わない』で松本清張賞を史上最年少受賞。14年早稲田大学大学院文学研究科に進学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちはや@灯れ松明の火 さん

    君がため一度は絶った主従の絆。見慣れた筈の故郷に響く不吉な羽の音、見飽きた顔の助太刀は切っても切れぬ縁の証。うつけとぼんくら、大切なものを守るべく再び携えた翼、己がため烏は主を選ばざるを得ない。心身を蝕む薬、猿に喰らわれた集落、独り生き残った娘、災厄の影が足下に忍び入る。綻びを繕う弓矢、地下に転がる髑髏、涸れ井戸が求む生贄、影あれば黄金の光もまた出づる。人材不足四面楚歌、少数精鋭適材適所、己がため、否、皆がため。烏は自ら運命を選ぶ、二度と袂を分かちはしない、総てを守るあなたを守る黒い翼がこの身にほしい。

  • takaC さん

    図書館本を5ヶ月近く待ってようやく読めた。面白かった。でもこの八咫烏サーガ、作者の智里さんは勢いで書いてるのか、登場人物のキャラが巻を追うごとに徐々に変わってきている気がする。そんなに不満というわけではないけど。

  • 優希 さん

    久々に八咫烏の世界に旅してきました。前2作が世界を作った物語であるのに対し、3作目からようやく物語が動き出した感じがします。とても壮大なファンタジー。黄金の烏とは何かが徐々に明らかになってきました。若宮の負う運命の重さが苦しい。雪哉の忠誠心が今後襲うであろう厳しい現実を予感させます。金烏と山内の世界が不安定で脆く、不穏な空気を感じさせました。八咫烏の奥深さを見ただけでなく、今後の展開が気になります。シリーズ、本格始動ということで、これからも追いかけますよ。

  • みっちゃん さん

    雪哉、待ってたよ!心配したんだから、もう!巻を重ねるごとに、面白味を増すこのシリーズ。「烏」「猿」「人間」第1作では、想像だにしなかった、広く奥行きのある物語世界らしい。この中で「真の金烏」←その真の姿を知った時はやはり驚いた である若宮はどのような役割を果たしていくのだろう。そして、作者が紡ぐこの壮大な物語のタペストリーはどんな複雑な織り込みが成されるのだろうか。世に出された第4作も早く手にしたいものだ。

  • mocha さん

    冒頭から世界に引きこまれ、一気読み。1、2巻では最後のどんでん返しでようやく諸々明らかになるという構成だったが、今回は全編に渡ってわくわくさせられた。確実に上手くなってる!次巻での雪哉のさらなる成長が楽しみ。

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人物・団体紹介

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阿部智里

1991年、群馬県前橋市生まれ。早稲田大学文化構想学部在学中の2012年、『烏に単は似合わない』で松本清張賞を史上最年少受賞。17年、早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。デビュー作から続く壮大な異世界ファンタジー「八咫烏」シリーズは現在は第2部へと突入、外伝も含めて『望月の烏』で12冊を数える(

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