王朝小遊記

諸田玲子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163900513
ISBN 10 : 4163900519
フォーマット
出版社
発行年月
2014年04月
日本
追加情報
:
308p;20

内容詳細

万寿二年(一〇二五年)、人喰い鬼の出没する京の都。出世抗争に明け暮れ贅沢にも飽いた宮廷をしりめに、物売女、博学爺さん、貴族の元女房、不良少年、貧民窟の用心棒が結束した。時代小説の名手がおくる根無し草たちのサバイバル譚。縁もゆかりもない老若男女に白羽の矢!?千年前に繰り広げられた闘いと愛の物語。

【著者紹介】
諸田玲子 : 1954年、静岡県生まれ。上智大学文学部英文科卒業。外資系企業勤務ののち、向田邦子ドラマのノベライズや翻訳を経て、小説執筆を開始する。96年『眩惑』でデビュー。2003年『其の一日』で第二十四回吉川英治文学新人賞、07年『奸婦にあらず』で第二十六回新田次郎文学賞、一二年『四十八人目の忠臣』で第一回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • BlueBerry さん

    敢えて言うなら平安時代の桃太郎みたいな感じ。ラストもあっけなく終わってしまうのがちょっと物足りない感じでした。序盤○中盤○ラスト△

  • 宇宙猫 さん

    挫折。二章まで読んだけど、まだ人物紹介の半分。正直つまらない。

  • まる さん

    平安の話で陰陽師が絡まず雅でもない小説は初めてかもしれません。それぞれバラバラだった人たちが最終章で一緒になったのにちょっと感動してしまいました。皆さんの感想を読むとあまり評価は高くないようですが、私は好きでした。

  • 田中寛一 さん

    平安朝時代といえばすぐにきらびやかな世界を思い浮かべるが、この作品はその「常識」を覆してくれ楽しめた。当時の都や都に住む人々の姿、疫病、貧困、飢え、出世のための術策、祈祷・呪い、悪鬼に命を奪われるなど描き出していた。7つほどの短編が繋がっていき孤独な生活者たちが生きる希望を見出していく。「死ぬのはいつでもできる。辛いことや苦しいことや楽しいことをたくさん味わって死ねばいいじゃないか。こちらからはいつでもあっちに行けるんだから」。平安時代の小説ももっと増えてもらいたいですね。

  • くろすけ さん

    個々のキャラクターは魅力的なのですが、じっくり感情移入する前にバタバタとストーリーが進んでしまい、またクライマックスの鬼退治もカタルシスに欠け、ちょっと残念でした。

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人物・団体紹介

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諸田玲子

静岡市生まれ。上智大学文学部英文科卒業。1996年、『眩惑』でデビュー。2003年、『其の一日』で吉川英治文学新人賞、07年、『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、12年、『四十八人目の忠臣』で歴史時代作家クラブ賞作品賞、18年、『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞

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