ソナチネ

小池真理子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163900469
ISBN 10 : 4163900462
フォーマット
出版社
発行年月
2014年04月
日本
追加情報
:
246p;20

内容詳細

刹那の欲望、嫉妬、別離、性の目覚め……著者がこれまで一貫してテーマにしてきた人間存在のエロス、生と死の根幹に迫る圧巻の短篇集。

【著者紹介】
小池真理子 : 1952年、東京生まれ。成蹊大学文学部卒業。89年「妻の女友達」で第42回日本推理作家協会賞(短編部門)、96年『恋』で第114回直木賞、98年『欲望』で第5回島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で第19回柴田錬三郎賞、『無花果の森』で2011年度文化庁芸術選奨文部科学大臣賞、2013年『沈黙のひと』で第47回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    短編7話。同世代のせいか唯川恵、篠田節子の作品に似ている。唯川恵の作品の小池真理子の解説を読んで、小池真理子を読むようになった。小池真理子の解説を読んで、篠田節子を読むようになった。唯川恵は軽く、篠田節子は暗く、それぞれの特徴がある。2人の書く物が小池真理子に似てきた気がするが、それぞれ軽いところ、暗いところで独自性がある。じゃ、小池真理子の独自性は何かと思いながら読み返すと、人間に近づきすぎているところかもしれないと思った。あと半歩下がれば叙実的になれるのに。そこが小池真理子らしさなのかと。

  • きさらぎ さん

    男に翻弄される女たちの話全7編。亡くなった夫の服のポケットから鍵を見つけ、夫の死後浮気を疑うことになる「鍵」。父の臨終のとき、電話もしてこない傍にもいない恋人を憎らしく恋しく思い、初めて自宅近くまで行ってしまう。そこには息子と入浴を楽しみいつもと何一つ変わらない日常を目の当たりにすることになる「木陰の家」。自分の弱っていく姿を見せないために最期には連絡をとらなくなった愛する人たち。しかし残された方は何年も悔やみ忘れられない「交感」。この3編にどうしようもない切なさと自分勝手な男たちに対する苛立ちを感じる。

  • Yuna Ioki☆ さん

    570-181-1 久々の小池真理子作品。長く生きていれば自分は関与してないだけで表面化してないこんなことあるわねって感じかな。

  • らむり さん

    面白かった。中年女性の愛と官能と憎しみの短編集です。「交感」以外はどれも良かったけれど、「千年萬年」と「美代や」が特に好き。

  • 佐島楓 さん

    生と死は一体であるということ、生きることの切なさが凝縮されている。一切は、過去。

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