死からの生還

中村うさぎ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163900247
ISBN 10 : 4163900241
フォーマット
出版社
発行年月
2014年02月
日本
追加情報
:
335p;19

内容詳細

夏バテ、老化のせいと思っていたら、まさかの入院、心肺停止で三回死にかけた!ブランド物漁り、ホスト遊び、美容整形と果てなき地獄めぐりを続けた著者の、劇的な復活の記&2010年からのクロニクル。

目次 : 第1章 まさかのセカンドバージン!?足掻いていたら、想定外の入院、三回も死にかけた!(大いなる気晴らし/ まさかの欲情再燃!? ほか)/ 第2章 閉経、ババアってタブー用語なの?ツイッターを始めて個と全体の問題にハマる(タブー…なの?/ 偏見はどこに? ほか)/ 第3章 3.11のあとの幸福とは何か 気がつけば、女王様はデビュー二十周年 もう「欲しいもの」がなくなった!!(あなたの「幸福」は?/ 協調性と同調圧力 ほか)/ 第4章 女は女を救えるのか?木嶋佳苗と『ヘルタースケルター』のりりこにおける美のヒエラルキーと欲望(「平等」と「対等」のはき違え/ 「輪るピングドラム」に登場 ほか)

【著者紹介】
中村うさぎ : 1958年福岡県生まれ。作家・エッセイスト。同志社大学文学部英文学科卒。コピーライター、雑誌専属ライターを経て、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まーちゃん さん

    うさぎさん、理屈っぽい。仲間だ(笑)(例えば「空気読め」的同調圧力。見えない空気だからこそコンセンサスが必要なんじゃないかとか。)律儀だなぁ、いいなぁ!自己分析もとことんで、自分に対して容赦なさ過ぎ。読んでるこっちが目を覆いたくなる。醜い自己顕示欲、薄汚い承認欲求、人並外れた嫉妬心、自分の一番の欠点という傲慢さ。痛いよ、うさぎさん痛いだろうな。 美のヒエラルキー、エロス権力。己(=脳内他者)の承認と美魔女の目指すところを絡めた話。「自分探し」→いかに「本当の自分」でなくなるか(自己実現の病)。→

  • barabara さん

    哲学レベルの独白や箇条書きのような短文が多く、辟易しながら読んだ。そうじゃなくて、結局誰にも理解してもらえず、生きてるかもしんでるが分からないフワフワしたうさぎさんの愚痴吐きが読みたかった。この世に絶望しきって孤独に震えてるうさぎさんを。既にこの頃から自暴自棄になっている片鱗が。新作「他者という病」が一番読みたい内容だろうと今から期待。

  • ねこまんま さん

    理屈っぽいけれど、他者との距離感、自意識や社会に対する考え方などは共感するし、感心もさせられます。 だけどここまで破壊的な行動(買い物依存、ホスト狂い、整形、デリヘル)って意味わからん! 多分とても正直で、何事に対しても直球勝負の、ある意味不器用な人なんでしょう、きっと。 身近にいたらちょっと困るけど、エッセイ読んでる分にはとても面白い人。 私は結構好き。 入院されたときは、どうなることかと思ったけれど、生還されてなによりです。

  • るぅく さん

    タイトルから闘病生活のお話がメインなのかと思っていたのですが文春で連載されたものを集めたものでした。あの事件の女性のこと震災のことも書かれています。印象的だったのが、従妹さんが亡くなられたことで書いていた言葉「笑われたって大丈夫なんだよ、と教えてあげればよかった」と。こう伝えるだけで楽になる人は必ずいるはず。時折難しくなるかもしれませんが、時折印象深い言葉が入ってきます。

  • ひーちゃん さん

    うさぎ節全開で痛快でした。Twitterについての考察があって、その一連の流れが興味深かった。人と繋がりたい、個を全体にしたい、でも全体に飲み込まれるのは勘弁。バベルの塔の下り。いろんなことに流されて生きてる私なので、常に疑問を抱いて徹底的に向き合って確固とした持論を展開するうさぎさんはかっこいいなと思う。ロジカルなので共感しないこともあるけど全部に納得はいく。うさぎさんへのロジカルな反論を見たらそっちにも納得しちゃいそうではあるけど。自分の生き方を悔いなく笑える強さがいいなーって思う。

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