サムライ 評伝三船敏郎

松田美智子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163900056
ISBN 10 : 4163900055
フォーマット
出版社
発行年月
2014年01月
日本
追加情報
:
251p;20

内容詳細

『羅生門』『七人の侍』『用心棒』など名作の数々でスピルバーグらハリウッドの名匠も憧れた“世界のミフネ”。一方、私生活では酒乱や不倫騒動でスキャンダルにまみれた。盟友・黒澤明との不仲の真相とは。そして初めて明かされる最晩年。

目次 : 序章 忘れられた栄光/ 第1章 世界のミフネ/ 第2章 三船プロダクション/ 第3章 離婚裁判/ 第4章 黒澤明との不仲/ 第5章 内紛と分裂/ 第6章 知られざる最期/ 第7章 追悼 三船敏郎

【著者紹介】
松田美智子 : 山口県生まれ。作家。舞台女優として活動し、1975年に俳優の松田優作と結婚。長女をもうけた後、81年に離婚。その後、シナリオライター、ノンフィクション作家、小説家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • シブ吉 さん

    キャメラマンになるために撮影所に訪れた男。役者になるつもりもなかった男。仕方なく演技の試験に臨み、審査員の「笑ってみろ、泣いてみろ」などの指示に「可笑しくもないのに笑えません」「悲しくもないのに泣けない」と反抗し、しかし、「怒ってみろ」の指示には、よしきたと思って『バカヤロウ』と怒鳴って鬱憤を発散した男。ここで合格していなければ、日本映画の流れはきっと変わっていただろう。スケールが大きく人間臭い男に会いたくなったら、三船敏郎さんの映画を観よう、「世界のミフネ」と呼ばれた男の人物像に迫った本書を読んで痛感。

  • こばまり さん

    若くして亡くなった大叔母がファンクラブの会員で毎年三船プロ主催の新年会にも行っていたというから、三船敏郎は我が家にとっても特別な思い入れのあるスターである。昭和映画史、芸能史としても興味深く読めた。

  • kinkin さん

    ”世界のミフネ”と呼ばれた俳優 三船敏郎の生涯が関係者のインタビューや資料をもとに書かれている。三船敏郎というと男らしく豪放という印象が強い。それは私生活で同じ面もあったが、逆に人への気遣いも強かったようだ。俳優になった経緯、巨匠と呼ばれる監督達との関係、三船プロについて、離婚のことやプライベートのことなど読みどころが多く楽しむことが出来た。彼の出演したテレビCMのことをふと思い出した。図書館本。

  • サトシ@朝練ファイト さん

    黒澤明の著書「蝦蟇の油」で三船敏郎の長所を表現力と看過しているが、その元となっているのが「怒り」なんだろうな。晩年の三船の姿も含め語られなかったエピソードにも触れる良書だと思う。「酔いどれ天使」「静かなる決闘」の各シーンが目に浮かぶ。やっぱり「影武者」も「乱」も三船敏郎じゃなきゃあ!

  • ぐうぐう さん

    正直、志しの高い評伝とは言い難い内容だ。役者としての三船敏郎のエピソードは既出のものがほとんどで、だからこそ知られざる三船像を記そうとするあまりに松田美智子は、プライベートな部分に立ち入り、結果として女性週刊誌的な下世話な話題の提供に陥ってしまっている。同じくプライベートに立ち入った『越境者松田優作』では、しかし元配偶者であった松田美智子の立場上の優位性が特権としてあり、それが知られざる優作像へ肉迫していたが、本書では作家としての彼女の限界を感じさせるのが残念だ。(つづく)

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松田美智子

料理研究家、日本雑穀協会理事、テーブルコーディネーター、女子美術大学講師。1955年東京生まれ、鎌倉育ち。ホルトハウス房子に師事し、各国の家庭料理、日本料理、中国料理など幅広く学ぶ。1993年より「松田美智子料理教室」を主宰。季節感を大切にした、美しく作りやすい料理を心がける。2008年、使い手の立

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