十一月に死んだ悪魔

愛川晶

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163825205
ISBN 10 : 4163825207
フォーマット
出版社
発行年月
2013年09月
日本
追加情報
:
442p;20

内容詳細

売れない小説家「碧井聖」こと柏原育弥は、妻子に見限られて家を追われたうえ、やっかいな発作に悩まされていた。突然意識が遠のき、視界が闇に沈むと浮かび上がる楕円形の穴。その底には恐ろしい魔物の気配が…。11年前、交通事故による逆行性健忘で事故当日から一週間前までの記憶が失われ、その直後から「穴」の発作が始まったのだ。そんな中、なんとか新作を書き上げようと四苦八苦する育弥は、ひょんなことからクリーニング屋の店員・宮崎舞華と同居することになる。美人の上にセックスにも積極的な舞華だが、どこか様子がおかしい。舞華の正体を探るうちに、育弥自身の失われた記憶が明らかになっていく―。人の心のダークサイドを抉りだす衝撃作!究極の恋愛ミステリー!

【著者紹介】
愛川晶 : 1957年、福島県生まれ。筑波大学卒業。1994年、『化身』で第五回鮎川哲也賞を受賞しデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    この本を読む前に読んだ「六月六日〜」と同じようなエロ有り自分探し?。主人公に感情移入できないのでチョット読みにくかった。

  • 散文の詞 さん

    かなり好みの分かれる小説だと思います。 記憶のない男が監禁されている、メールの文面が入ってくる、そして、売れてないホラー小説家の話と、代わる代わるに違う話を読まされます。 集中できないこと。 解離、産廃、人形がどうなるんだって思ってたのが、最後には、そういう意味かってわかります。 でも、解けたってみたいな快感はないです。 ただ、この小説に付き合ったって感じです。

  • cryptoryou さん

    以前テレビで、ラブドールを恋人のように扱い、妻子と離れラブドールと暮らす男性の特集を見た事があり、表紙が気になって図書館から借りて来た本作。主人公の作家としての虚構と現実が、ばらばらに進展するなか、次第に明らかになってゆく過去の出来事と真の姿。登場人物が全て狂っていて、エロと狂気が随所に散りばめられるストーリーに、なかなか読み疲れたけど面白かった。それにしても、ラブドール検索してみたんですが凄いですねぇ。実在の女性から型を取った物もあるそうな。リアルなぶん、夜中こんなんが横に寝てたらゾッとしそうです(笑)

  • いたろう さん

    ミステリーなのか、ホラーなのか、最初のうち繋がりがわからないまま不可解な話の断片が続く。その謎めいた雰囲気は悪くないし、イマジナリーコンパニオンとか、解離性障害とか、初めて聞く精神医学用語も興味深い。ただ、広げすぎた結果、最後に謎解きがされても何だかすっきりしない。表紙画にもなっている本物の女性かと紛うばかりの精巧な人形(ラブドール)が、どのようにホラーやミステリーにからんでくるのかと期待したのに、結局、本筋には関係なく拍子抜け。

  • のりすけ さん

    色々面白要素はてんこ盛りなのに、素材を活かしきれなかったというかなんというか。良い素材を用意されたのに結局鍋にしちゃった、そういう作品。面白いんだけど、ちょっとめんどくさい感じ。主人公が「お前はアホの子か!」と言うくらいアレで、イライラ。つか、登場人物が全員「アホの子か!」なので…。

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愛川晶

1957年福島市生まれ。94年『化身』で第五回鮎川哲也賞を受賞。トリッキーな本格ミステリーを基調としながら、サイコサスペンス、ユーモアミステリー、人情ミステリーと幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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