花村萬月

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163822303
ISBN 10 : 4163822305
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
追加情報
:
258p;20

内容詳細

凄絶な生と死を彩る九つの「色」の物語。母の死を描いて大きな話題となった「茶」を収録、待望の連作短編集。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 幹事検定1級 さん

    各色に合わせ自らの体験談をからませながら、若干アングラな世界を描きます。どこまでがノンフィクションでどこからがフィクションなのかは難しいところがありました。(図書館本)

  • tom さん

    お久しぶりの花村萬月さん。図書館で手に取り、開いてみると、京都の化粧地蔵の話が出て来た。化粧地蔵は、青森でも見たし、最近は兵庫県の出石でも見てきた。写真の被写体として、注目してるのです。ということで、借りてきた。化粧地蔵が出て来る章は、こんな内容。京都に住み始めた。祭りがある。地蔵に化粧をして奉納する。夜中、書き物をしていて思い付き、奉納した地蔵を盗みに行く。これが昂じて、夜な夜な地蔵盗みを始める。やがて、書斎の床には、化粧地蔵が林立する状態・・・。ウソ話でしょうけど、妙にリアル。

  • Kohn さん

    薬物関係の話。怖いもの見たさに、つい読んでしまう。最初は短編集のようだが、途中からエッセイのように変わる。色をテーマに綴られている。初めて読んだ作家。通常は分からない、理解に苦しむ薬物に落ち込む心理描写が光る。

  • ophiuchi さん

    色を表す一文字を題名とした短編を収録しているが、それぞれの話はかなりばらついていて、ちょっと肩透かしを食った感じがした。ちょっと意外だったが私小説的なものの方が面白かった。

  • ウメ さん

    小説は虚構をつくりあげる。嘘をつき続ける。事実をまぶすことで私小説なのかと匂わせるも、自ら指を切り落とすような目の覚める展開に持ち込むのはさすが。私には本質を理解できるほどの力量はないが、やはり花村氏が好きだ。

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人物・団体紹介

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花村萬月

1955年東京生まれ。’89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。’98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、同年、『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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