死に金

福澤徹三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163820507
ISBN 10 : 4163820507
フォーマット
出版社
発行年月
2013年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
214p;20

内容詳細

末期癌で死に瀕する男―矢坂。闇金で築いた巨額の遺産をめぐって5人の人生が交錯する。実話をもとにした衝撃のミステリー。

【著者紹介】
福沢徹三 : 1962年、福岡県北九州市生まれ。デザイナー、コピーライター、専門学校講師などを経て、作家活動に入る。2008年、『すじぼり』で第十回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆみねこ さん

    末期癌で死を目前にした男・矢坂。闇金で築いた巨額の遺産を狙う、戸籍上の妻やヤクザたち。金のありかはどこなのか、ラストは納得!途中ヤクザの抗争や金に執着する面々にウンザリしましたが、読破して良かったです。

  • アーちゃん さん

    図書館本。穂村弘さんの本に紹介があったので読了。以前「侠飯」をTVドラマで観ていましたが、作品としては初読みの著者さん。ラストの「桜」を除いた六編の初出が雑誌だった事もありますが、一つの出来事を視点を変えた回に関しては、コピー&ペーストのように同じ会話が続き、斜め読みになってしまいました。できれば単行本の掲載にあたりもう少し工夫が欲しかったと思います。肝心の内容ですが、タイトルの重さに相違して比較的軽めであり、結構さくさくと読めました。

  • まつじん さん

    身寄りのない人が遺産を使って最後のいやがらせを仕掛けてます。いまいちでしたね。

  • zanta さん

    61/3/2/2016 縁のない世界の住人の話なのだが、妙に身につまされもするし、こういう方々にも平等に訪れる死とか、その悲喜こもごもは一緒なんだと安心したりもした。この本、嫌いではない。最期の解決は、どんでん返しと言ってもいいのだが、爽快というわけではない。けれど、こういう人が最後に見つけた、価値あるものが、瑞希であったことを祝福したい気持ちになった。

  • reo さん

    掌の章では、もう若くないヤクザの飯島の都合が語られる。博打の借りが4百万、もう先延ばしすることは出来ない。そこで昔つるんだ金貸し矢坂の入院先に押しかける。矢坂は余命いくばくもないステージ4の膵臓がんで入院しているが、ため込んだ金の所在は 絶対に教えようとしない。鏡台の章では、矢坂の嫁浩美の都合。浩美もやっているスナックが火の車。欲と二人連れで矢坂を見舞うが、これ又教えてもらえない。組葬、悪貨…。それぞれの章にそれぞれ誰かの金の都合がある。でも何のために金をため込んだのか今一よう分からん。それが死に金か…。

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