探偵・竹花 孤独の絆

藤田宜永

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163819501
ISBN 10 : 4163819509
フォーマット
出版社
発行年月
2013年02月
日本
追加情報
:
255p;20

内容詳細

親子、恋人、友人―。誰もが目に見える絆や繋がりばかりを欲している現代で人はより生きづらくなっていく。謎と心の迷いまでも解決する私立探偵。傑作ミステリー登場。

【著者紹介】
藤田宜永 : 昭和25年(1950年)福井県生まれ。早稲田大学中退。48年パリに渡り、エールフランスに勤務。55年に帰国後、エッセイを執筆する。61年、『野望のラビリンス』で小説デビュー。平成7年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞、第13回日本冒険小説協会大賞特別賞を受賞、同年、『巴里からの遺言』で第14回日本冒険小説協会大賞短篇部門大賞を受賞する。その後、『樹下の想い』で恋愛小説に新境地を拓き、平成11年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞を、平成13年『愛の領分』で第125回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • sora さん

    派手さも、存在感もない探偵竹花ですが、腕はたしかです。渡哲也を思い出しました。「孤独は山になく、街にあって、大勢の人の間にある」奥深い言葉です。

  • ねなにょ さん

    初、探偵・竹花。60歳にしては、若いという設定の割に、それ程、若々しさは感じられなかったけれど、日本人は、年齢にこだわりすぎるきらいがあるので、こういう探偵が活躍するのは良いですね。受けた依頼も、所謂、凶悪事件ではなくて、ほっとする。引用されているキルケゴールの『孤立と孤独』。孤独は連帯できずにいる孤立したものだけではなく、単独者というポジティブな孤独もある…というのは覚えておこうっと。

  • 十六夜 さん

    還暦を迎えた私立探偵 竹花 恐喝・詐欺・家出  派手さはないけれどその分、しっとりと読める 特に「孤立と孤独は違う」 ごもっとも! 「命の電話」が良かった

  • sun さん

    私立探偵物。ちょっと味の薄いスープみたいな話が多いが、最後の命の電話という自殺しそうな男からの電話の展開はいい感じだった。

  • sugahata さん

    「探偵・竹花」シリーズ第4作。第1作では40歳だった竹花ももう還暦。孤独を愛しながら淡々と生き老いる。短編集だが「命の電話」が秀逸。ポジティブな孤独,群れない単独者という考え方に共感し人間関係への幻想を抱きながら生きる我が身を振り返る。味わい深い一冊だ。

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人物・団体紹介

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藤田宜永

1950年福井県生まれ。早稲田大学文学部中退。パリ滞在中エール・フランスに勤務。76年『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞長編部門、第13回日本冒険小説協会大賞特別賞をダブル受賞。その後恋愛小説へも作品の幅を拡げ、99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、

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