明日のことは知らず 髪結い伊三次捕物余話

宇江佐真理

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163815800
ISBN 10 : 4163815805
フォーマット
出版社
発行年月
2012年08月
日本
追加情報
:
269p 19cm(B6)

内容詳細

息子・伊与太が慕う相手は松前藩主のお屋敷勤めに。一方、弟子の九兵衛には思いもよらぬ縁談が持ち上がる。若い世代の成長を見つめる伊三次、お文夫婦の温かいまなざし。廻り髪結いの伊三次とその女房で日本橋芸者のお文、夫婦の周りで巻き起こる心揺さぶられる事件の数々。

【著者紹介】
宇江佐真理 : 昭和24年北海道函館市生まれ。函館大谷女子短期大学を卒業。平成7年「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞し、受賞作を含む連作集『幻の声―髪結い伊三次捕物余話』で一躍注目を集める。平成12年『深川恋物語』で吉川英治文学賞新人賞を、翌13年には『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Shinji Hyodo さん

    先日読んだ『雨を見たか』に続き後先考えないで手にとって脇目も振らずに読みましたが、途中に何巻が有ったのか?伊与太も茜も奉公に出てるし、不破龍之進も妻を娶っているし…伊三次もお文もそれなりに…って事ですが、相変わらずにほのぼのした夫婦仲と子供たちへの思いがホッとする。髪結い伊三次シリーズ、順不同御構い無しで読んで行こうと思いはしたものの、登場人物の成長や周りの変遷を思うと順番は大事かなぁなんて思う今日この頃です(^^;;どなたか正しい読み順をご教示下さいm(._.)m

  • ひらちゃん さん

    ここ何冊かでは、伊佐冶が脇役だったので少し寂しかった。この巻では伊佐冶が戻ったきたようで嬉しい。直治郎も久しぶり。まっとうに生きててくれて良かった。茜も頑張ってる。九兵衛が立派な若者になっててびっくり。大勢が伊佐冶の家に集まった時は、いい人々と関わっているなぁと感じ入った。そしてお文の啖呵は何時の時もスっとする。

  • 万葉語り さん

    シリーズ11作目。伊与太が里帰りしていて、伊佐次の御用を手伝うヘイサラバサラがオススメです。おふさの隣に越してきた浪人の世話をみんなで焼いて、無事再出仕が叶うやぶ柑子もよかったです。子供が大きくなって、一緒に街歩きをする場面にあこがれました。2016-64

  • さなごん さん

    子どものいく末を親は見守るしかないんだなあ。そこが一番しみじみした。

  • むぎじる さん

    年を重ねた分、伊三次とお文だけでなく、周りの人々の話が多くなってきたけれど、久しぶりに読んでもしっくりと心なじむ素敵なシリーズ。困った人を見るとほっておけず、一肌脱ごうという人々がたくさんいる。聖人君子ではないから、くさくさすることもあるけれど、笑って乗り越えていく力がある。「やぶ柑子」改易の沙汰がくだり、裏長屋に住むことになった隼之助に、手を差し伸べるおふさや伊三次・お文の件は、泣けた。「赤のまんまに魚そえて」に出てきた言葉。”何事もない日常がありがたい”今日を迎えられたことに感謝したい気持ちになった。

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人物・団体紹介

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宇江佐真理

1949年函館生まれ。函館大谷女子短期大学(現・函館大谷短期大学)卒業。’95年「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞。2000年『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、’01年『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞。’15年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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