死命

薬丸岳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163813202
ISBN 10 : 4163813209
フォーマット
出版社
発行年月
2012年04月
日本
追加情報
:
414p 19cm(B6)

内容詳細

榊信一は大学時代に同郷の恋人を絞め殺しかけ、自分の中に眠る、すべての女に向けられた殺人願望に気づく。ある日、自分が病に冒され余命僅かと知り、欲望に忠実に生きることを決意する。それは連続殺人の始まりだった。榊の元恋人だけが榊の過去の秘密を知るなか、事件を追う刑事、蒼井凌にも病が襲いかかり、死へのカウントダウンが鳴り響く。そして事件は予想もしない方向へ―衝撃の展開、感涙の結末。

【著者紹介】
薬丸岳 : 1969年兵庫県明石市生まれ。2005年『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞しデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takaC さん

    ちょっとイマイチ。リアルタイムには、犯人により4人が殺められ、交通事故で1人が死亡し、2人が癌で病死。都合良く20年前の未解決事件にもつながるのかとも睨んだがそちらは依然未解決のまま。いろいろ邪推はできるけど。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    余命少ない刑事と犯人の物語。ちょっと重い内容に読後感は悪かったが楽しめた。

  • のり さん

    犯罪者の榊と事件を追う蒼井。どちらにも残された時間は少ない。トラウマを抱え歪んでしまった事実には同情の余地はあるにせよ、澄乃に対してまで、手をかけようとしたのはきつすぎる。あの現場を目にしてしまった事をさしおいても…一方の蒼井の亡き妻との約束には胸がつまる。残された者、子供達への想い。一方通行では報われない。誤解が溶けたその先には…僅かな時を性と生で対峙した二人。とにかく切ない。勝手な妄想で、矢部と瑞希の未来を垣間見た。

  • 冴子 さん

    夏目シリーズ以外の初めての薬丸作品。連続婦女殺人犯とそれを追う刑事。2人の末期ガン患者の死闘に息を飲む勢いで一気に読み終えた。榊の殺人への衝動や記憶喪失の原因が今ひとつ理解できなかったが、蒼井刑事の刑事としての執念がすごかった。

  • こうじ さん

    ⭐️⭐️⭐️⭐️4/5 面白かった(*^_^*)加害者と刑事の余命宣告!自分だったら、あっさり入院して死を待つかもしれない^_^;

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人物・団体紹介

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薬丸岳

1969年兵庫県生まれ。2005年に『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。16年に『Aではない君と』で第37回吉川英治文学新人賞を、17年に短編「黄昏」で第70回日本推理作家協会賞“短編部門”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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