春から夏、やがて冬

歌野晶午

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163809205
ISBN 10 : 4163809201
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
追加情報
:
264

内容詳細

スーパーの保安責任者の男と、店で万引きを働いたDVの被害に遭っている女。偶然出会ったふたりは、驚くべき因縁で結ばれていた。神の思し召しか、悪魔の罠か…。“絶望”と“救済”のミステリー。

【著者紹介】
歌野晶午 : 1961年、千葉県生まれ。東京農工大学卒業。1988年、島田荘司氏の推挽を受け、『長い家の殺人』でデビューを果たす。2004年、『葉桜の季節に君を想うということ』で第五十七回日本推理作家協会賞、第四回本格ミステリ大賞を受賞したほか、「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」で第一位を獲得した。2010年には、『密室殺人ゲーム20』で第十回本格ミステリ大賞を受賞、初の複数回受賞者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takaC さん

    「季冬」の後半と「春夏」と「浅春」は 文庫で読み、「英理子」「春陰」「青嵐」「末永ますみ」「秋」はこの本で読んだ。さてさてラスト5ページの仕掛けは小説として悪辣とも言える。それがまかり通っては読書って何ってことになる。元も子もない・・・

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    面白かったが、ちょっと重くて読後感はあまりよくない。

  • とら さん

    歌野さんの直木賞候補作ということで。当時は何かと騒がれたらしいが、これはミステリとかそういうのは忘れて、純粋にこの世界観を楽しんだ方が良いと思う。だからこその直木賞候補。...でもやはり「葉桜〜」を意識しちゃうのは事実(笑)帯にでかでかと書いてあるから!”ラスト5ページで世界が反転する!「葉桜〜」を超える衝撃がいま”って!...正直言いましょう、超えてないです!wまあ帯にそう書いとけば売れるでしょう、っていう魂胆?いつ来るんだどんでん返し!って身構えながら読んでしまった。でも純粋に楽しめたのも事実である。

  • そのぼん さん

    こんな終わり方って・・・。スーパーで万引きをした女性と、彼女を捕まえる側の男性とのお話でした。全体としては男性のほうがメインとして描かれていましたが、万引き犯の女性も大きくストーリーに関わってきました。読後感は非常に重いです。

  • あつひめ さん

    真実を知ることが本当に救いになるのかどうか、疑問になることもある。知ってしまった瞬間、先の事も今までの事もガラガラと積み木のように崩れてしまうから。誰のために生きるのか。ただ息をして食事をして働くことが生きることなのだろうか。ただどん底を彷徨うことが。偶然の出会いなのか、春夏と妻が仕組んだことなのか・・・こんな悲し過ぎる出会いはないと思う。悲しさから這い上がれるかと思ったらまたしても奈落の底に突き落とされてしまった。でも、これもありなのかな。無念を晴らす意味では。

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歌野晶午

1988年『長い家の殺人』でデビュー。2003年『葉桜の季節に君を想うということ』で「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」でともに第1位、第57回日本推理作家協会賞(長編および連作短編部門)、第4回本格ミステリ大賞を受賞。10年『密室殺人ゲーム2.0』で第10回本格ミステリ大賞をふ

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