愛ある追跡

藤田宜永

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163806204
ISBN 10 : 4163806202
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
追加情報
:
288

内容詳細

自分は殺していないという電話を残し、殺人の容疑をかけられた娘が逃亡。獣医である父親は、病気の動物を助けながらその跡を追う…。動物や人との触れ合いを通して父の想いを描く、旅情溢れる連作ミステリ。

【著者紹介】
藤田宜永 : 昭和25年(1950年)福井県生まれ。早稲田大学中退。48年パリに渡り、エールフランスに勤務。55年に帰国後、エッセイを執筆する。61年、『野望のラビリンス』で小説デビュー。平成7年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞特別賞を、同年、『巴里からの遺言』で第14回日本冒険小説協会大賞短篇部門大賞を受賞する。その後、『樹下の想い』で恋愛小説に新境地を拓き、平成11年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞を、平成13年『愛の領分』で第125回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • monken さん

    解決しねえのかよ!!が正直なところ。指名手配犯の娘を追いかけつつ、獣医である父は動物を治療しながら話は進む…っていうのは結構好みで実際面白かっただけに、解決せずに終わってしまったのは、すごく残念。

  • 村越操 さん

    獣医が主人公。殺人事件の指名手配を受けた娘を追跡する連作物語。娘の不倫相手出会った医師が殺されたことから警察は、娘を容疑者として追いかける。父親は逃走する前にかかってきた電話で言われた「私はやっていない」の言葉だけを信じて娘を探すことに。娘を探す道中で、動物を助け、関わりあった人との交流が描かれている。ニアミスを繰り返す親子、決して明かされない真実。こんな推理小説初めてでした。

  • 陽色 さん

    不倫相手を殺害した最愛の娘が指名手配されて、獣医の父親が警察よりも先に娘を探し出して真相を知りたいと決心して、クリニックを休業してあちこち手がかりを辿ってその先々で病気やけがをした動物たちを飼っている娘を知る関係者たちと 獣医ならではの関わりをし触れ合っていく。もっと、深刻かと思ったらハートフルな ストーリーになっていたので、それはそれで楽しめたけど、もっと娘のことで深く書きこんであれば楽しめたように思う。

  • いくっち@読書リハビリ中 さん

    殺人犯として指名手配された娘を探す父親の追跡記。ものすごく読ませてくれる。表紙萌えから手に取った一冊だったが、こういう出会いは大歓迎だ。警察に捕まる前に娘と話したい。無罪を信じる父の強い思い。腕のいい獣医が店を閉めてまで娘を追う。動物を間においた助け手たちとの思いも伝わるいい作品だった。結論の出る終わりがあると思って一気に読んだが、ああそんな。でもこれでいいのかもしれない。

  • かめぴ さん

    イヤイヤ、これで終わり?続きものなの・・いやいいんだけど、前のめりで読んだ私の落ちどころは何処だああ、という感じ。です。

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人物・団体紹介

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藤田宜永

1950年福井県生まれ。早稲田大学文学部中退。パリ滞在中エール・フランスに勤務。76年『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞長編部門、第13回日本冒険小説協会大賞特別賞をダブル受賞。その後恋愛小説へも作品の幅を拡げ、99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、

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