絵のある自伝

安野光雅

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163747002
ISBN 10 : 4163747001
フォーマット
出版社
発行年月
2011年11月
日本
追加情報
:
256

内容詳細

津和野の少年は、炭鉱、兵役、教員を経て“絵描き”に。世界中にファンを持つ画家の知られざる経歴を、ユーモア溢れる絵と文章でたどる。カラフルな絵とともに贈る、著者初めての自伝。

【著者紹介】
安野光雅 : 1926年、島根県津和野町生まれ。山口師範学校研究科修了。小学校の美術教員を経て、画家、装丁家に。1968年、文章のない絵本『ふしぎなえ』(福音館書店)で絵本界にデビュー。独創的な作品をつぎつぎに発表。その多くが海外のさまざまな国で出版され、高い評価を得ている。科学・数学・文学などにも造詣が深く、絵本以外の著作も多数。多くの業績に対し、ブルックリン美術館賞(アメリカ)、ケイト・グリナウェイ賞特別賞(イギリス)、最も美しい50冊の本賞(アメリカ)、BIB金のリンゴ賞(チェコスロバキア)、国際アンデルセン賞、紫綬褒章、菊池寛賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • keroppi さん

    昨年の12月に94歳で亡くなられた安野光雅さん。先日、NHK「日曜美術館」で「旅の絵本 日本編」創作現場のドキュメントを再放送していて、この本のことも紹介されており読みたくなった。安野さんの人柄が読み取れる本だ。人を思い、人を大切にし、遊び心がある。素敵な絵とともに優しさにあふれていた。「ヒトリ ダマリノミチ ナガイ フタリ ハナシノミチ ミジカイ」安野さんの絵本も読みたくなってしまう。

  • TakaUP48 さん

    小学校の徒競走でビリになったことがあったが、同じ体験をしている早生まれの人が多いのに合点!幼少の頃の数ヶ月の差は大きい。「少年倶楽部」は懐かしいが、こんなに作品を覚えてはいない!司馬さんと「街道へ行く」の取材時のエピソードや遺品の靴を紹介。「アンデルセン童話集」に出てきた「接吻」という言葉は、確かに子供心に興奮した!”刑務所からの年賀状”には、悪戯もここまでやるのかのかというビックリと笑い。冗談を理解してくれない人がいるのは小生も実体験あり。年齢は離れている人だが、どこか懐かしさに溢れている話が多かった。

  • mukimi さん

    自分の祖父の思い出話を聞いているような心持ちである。実際、この様に昔を懐かしむ自伝を書いて読ませてくれた患者さんがいた。その方を思い出しながら、微笑ましい水彩画にほっこりしながら、さらっと読めた。作者の若かりし頃、戦後の焼け跡がまだ残る時代に珍しい倉敷の画材専門店で、帰りの汽車賃だけ残し一本だけ絵の具を買ったエピソードが好きだ。将来についての不安と意気込みのバランスをとろうとして日々自問自答している自分の背中を押してくれた。因みにその絵の具の色はセロリアンブルーとのこと。青春の色だ。

  • スノーマン さん

    ことさら安野さんの絵を意識したことはなかったけど、幼い頃から絶対お世話になっているはず。優しい色づかいと、細部まで細かい絵が大好き。ぜひとも『ABCの本』を手元に置きたくなった。飾らない文章にもぐっとくる。かけっこでビリばかりの安野さんの言い分を、まさに毎回びりっけつの息子に聞かせてあげたい。たとえビリでも、なんのために走るのか。かっこいい〜!

  • ほちょこ さん

    安野さんの絵本はホントにホッとする。文字がなくても、ハートに直に響いてくる優しさがある。じゃあ安野さん自身も優しい人生だったかというと、そういうわけではない。でもこの優しさを自然に作れる人となりだったことを知れてよかった。

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人物・団体紹介

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安野光雅

1926年、島根県津和野生れ。画家。山口師範学校研究科修了。50年に上京、三鷹市や武蔵野市などで図画工作科の小学校教員をつとめる。62年に教員を辞し、画家として独立。68年『ふしぎなえ』で絵本作家としてデビュー。ボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞、国際アンデルセン賞画家賞など受賞多数。88年紫

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