どちらとも言えません

奥田英朗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163745602
ISBN 10 : 4163745602
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
追加情報
:
240

内容詳細

「伊良部シリーズ」でおなじみの著者が「Number」で連載したエッセイ集。サッカー後進国の振る舞いを恥じ、プロ野球選手の名前をマジメに考え、大相撲の八百長にはやや寛容。スポーツで読み解くニッポン論。

【著者紹介】
奥田英朗 : 1959年、岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て作家活動に入る。2002年『邪魔』で大藪春彦賞、04年『空中ブランコ』で直木賞、07年『家日和』で柴田錬三郎賞、09年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    最近の奥田さんの小説に爆発度が足りないと若干不満があったのだが、このエッセイでは奥田さんが伊良部ばりの高揚感で好き勝手に書いていていい。サッカーや野球の話を代表に、ツッコミするどく、時にはここまで言うかと笑える。それらの歴史や現状に対する確たる知識があるからこそここまで書けるのだろう。馬場さんが寸暇に静かに読書を楽しむことを紹介するのはいいな。奥田さんの走るスピードは私とほぼ同じで沸き上がる親近感! 八百長とは違った、野球で花を持たせる粋な感じがよくわかった。江川いいじゃないかと私も思う。

  • 幹事検定1級 さん

    久しぶりに読みました奥田さんの直球エッセイ。いやー、共感するところ多すぎです。職場では比較的モノ言う日本人ですが、奥田さんにはかないません。Jリーグ、ワールドカップ、口には出せませんが感じるところは一緒です。今回も楽しませて頂きました。(図書館本)

  • ちはや@灯れ松明の火 さん

    スポーツの楽しみ方は、プレー、観戦、そして語ること。悪口が親愛の裏返しなら野次は敬愛するアスリートへの憧れに満ちた熱い声援、心は少年のままのプロ野球おやじたる者語り出したら止まらない。リスペクトする選手の低打率をからかい、監督人事のファン投票選挙を提案し、競技界悪役商会設立による経済効果を皮算用。おやじ恐るべし。ダルやマー君や中田翔を勝手に改名させ、W杯各国代表の顔にダメ出しし、旧き良き時代の日本シリーズを懐かしむ。おやじやりたい放題。いやこれって愛情表現ですから。おやじの『やじ』は『野次』と書くのだ。

  • おくちゃん🌸柳緑花紅 さん

    奥田英朗さんのエッセーは初めてだが、小説同様面白かった〜。サッカーW杯狂想曲は笑った。笑った、自分でする。観戦する。そして語ること。ユーモアたっぷりでスポーツを愛する姿が目に見えるよう。ああ面白かった。中田翔→中田勝男って(爆)

  • mazda さん

    面白すぎです。涙流して笑っちゃいました。いやいや、通勤電車で読まなくてよかったですよ、ほんとに。単なるスポーツということではなく、歴史、文化などの背景を伴ってみることで、意味がわかることもあるんだな、と。ヨーロッパでは階級社会があって、上流はゴルフやテニス、下流はサッカーとなっているようで、いっぱしのパーティで「どちらのサッカーチームが好きですか?」と聞いても「ない」と言われてしまうこともあるようです…。スポーツ選手と名前の話など、もうこらえきれませんでした。奥田さん、面白すぎですよ。

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奥田英朗

1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家を経て、’97年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で第4回大藪春彦賞を受賞。’04年『空中ブランコ』で第131回直木賞を受賞。’07年『家日和』で第20回柴田錬三郎賞を受賞。’09年『オリンピックの身代金』で第43回吉川英治

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