福沢諭吉 「官」との闘い

小川原正道

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163745008
ISBN 10 : 4163745009
フォーマット
出版社
発行年月
2011年09月
日本
追加情報
:
20cm,236p

内容詳細

明治政府から危険人物扱いを受け、周囲には常にスパイが張り付いていた福沢諭吉。戦後は民主主義者の先駆者として再評価されるようになった彼の評価の変容を検証。1万円札の肖像におさまるまでの毀誉褒貶を描く。

【著者紹介】
小川原正道 : 1976年、長野県生まれ。1999年、慶應義塾大学法学部政治学科卒。2003年、慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。博士(法学)。近代日本政治史・政治思想史専攻。現在、慶應義塾大学法学部准教授、慶應義塾福沢研究センター所員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 南北 さん

    明治時代から戦後にかけて福沢諭吉に対する見方がどのように変化したのかを述べている。特に明治時代は福沢を危険視する官僚が密偵を使って情報収集する一方で、福沢も慶應義塾の人脈で「官」の動向をかなり知ることができたという点は興味深く感じた。また大久保利通暗殺を喜んでいた慶應義塾の塾生に対し「暗殺の如き野蛮の陋習に同情を寄せるが如きは怪しからぬ事である」とたしなめている点は安倍氏暗殺が記憶に新しい現在、特に印象に残った。いずれの時代も福沢の実像ではなく、自分に都合の良い部分だけで解釈している点が気になった。

  • 霜村 さん

    福翁自伝の参考として。 軍国主義下では虐げられていた福沢の論説が、戦後民主化により復権していく様が面白いです。

  • 夢仙人 さん

    そこそこ。

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