「想定外」の罠 大震災と原発

柳田邦男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163744407
ISBN 10 : 4163744401
フォーマット
出版社
発行年月
2011年09月
日本
追加情報
:
20cm,331p

内容詳細

チェルノブイリ、東海村臨界事故、スリーマイル、阪神大震災、奥尻島津波、広島原爆と枕崎台風…。私たちはこの警告に耳を傾けるべきだった。取材歴50年の著者が突く「失敗の核心」。

【著者紹介】
柳田邦男 : 1936年栃木県生まれ。60年東京大学卒業、NHK報道記者に。最初の赴任地・広島で原爆直後の台風という「核と災害の二重被害」の原点を見出す。72年『マッハの恐怖』で大宅壮一ノンフィクション賞。作家活動に入り、79年『ガン回廊の朝』で講談社ノンフィクション賞、95年『犠牲〔サクリファイス〕わが息子・脳死の11日』などで菊池寛賞。「クライシス・マネジメント」を提唱し、日航ジャンボ機墜落事故、JR福知山線脱線事故などの検証に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ophiuchi さん

    災害から命を守るために必要なのは、「想定」の内にとどまらない「想像力」。今回の大災害から何も学ぼうとしていないようにみえる電力会社や行政の関係者に読んで欲しい。

  • kiro さん

    様々な取材データに基づき語られる,地域の政府の災害に対する想像力不足やそれゆえの被害拡大の様子が身につまされる。「想定外ですむか!」という昨年7月の石破さんの名演説があった。予算も限られる中,対策をとらなくてはいけないのだから,緊急時に横断的で超法規的な活動ができるアメリカの例のような組織があってもいいのかなと思った。お役所でハンコを待っている間に人命が損なわれるなんて本末転倒ですから。

  • yooou さん

    ☆☆☆☆★ 少なくとも過去におきた事象に対する教訓が生かせる社会をめざすべきなのだが、それすら僕らにはなかなか難しいものがあることを痛感しました。

  • 冬薔薇 さん

    3,11関連本を図書館で探していて驚いた、いつもの場所に写真集もドキュメントもだいぶ片付けられて、ずいぶん少なくなっていたことに。災害と事故をライフワークとしてきた著者の現地取材や調査したものによる教訓、警鐘がつづられる。広島、スリーマイル、チェルノブイリ、東海村、阪神淡路、新潟中越、スマトラ沖、東日本大震災、大事故を検証したもの。技術の進歩はあるものの毎回「想定外」という言葉、(専門家の想像力の欠如)が無残。「起こりうる可能性があるものは、確率は低くても必ず現実に起こる」を踏まえて災害対策を立てる。

  • うどん さん

    311を機に(311のみの内容ではない)「核と災害」にまかかわる様々な事件の勘所や教訓などについて論じたもの。問題は専門家の想像力にあるというのは大変うなずける内容だと思うんで、そういった関係の専門家にこそ読んでもらいたいものです。

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柳田邦男

ノンフィクション作家、評論家。21世紀高野山医療フォーラム理事長。1936年、栃木県生まれ。東京大学経済学部卒業、NHK記者を経て作家。主な受賞に、1972年『マッハの恐怖』(フジ出版社)で大宅壮一ノンフィクション賞、1979年『ガン回廊の朝』(講談社)で講談社ノンフィクション賞、1995年『犠牲―

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