生きてるかい?

南木佳士

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163741406
ISBN 10 : 4163741402
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
追加情報
:
240

内容詳細

医師、作家である著者が、季節の流れによりそうように、山行の折に感じたいま生きていることの愛おしさや、過去の小さいけれど大切な記憶について綴る。自然とともに生きるからだを見つめたエッセイ集。

【著者紹介】
南木佳士 : 1951年、群馬県に生まれる。現在、長野県佐久市に住む。1981年、内科医として難民救援医療団に加わり、タイ、カンボジア国境に赴き、同地で「破水」の第五十三回文學界新人賞受賞を知る。1989年「ダイヤモンドダスト」で第百回芥川賞受賞。2008年『草すべりその他の短篇』で第三十六回泉鏡花文学賞、翌年、同作品で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hirayama46 さん

    南木佳士、小説ではあまり感じないのですが、エッセイを読んでいると、穏やかな気難しさみたいなものを感じます。ゆるやかな頑迷さとも言えるかもしれません。それは決して悪いものではなく、歳のとり方というものについてちょっと考えてしまいます。

  • hatako さん

    芥川賞作家って苦手なことのほうが多いけれど、この人の本は見つけたら読んでいます。寡作だけどいい文章を書く作家さん。佐久の総合病院の医者でもある著者のエッセイ。各編に流れる雰囲気が好きです。特に印象に残ったのはP.25の一文。「『わたし』は不特定多数から認証されるのではなく、目の前の、呼びかければ答える『あなた』がいるからかろうじてその存在を実感できるだけのはかないものなのだと明確に自覚できる歳になった」

  • S.Fukazawa さん

    芥川賞作家にして医師である著者のエッセイ集。医業のこと、小説のこと、山登りのこと等、テーマは様々です。しかし共通しているのは、「年齢を重ねたからこそわかること」が前面に押し出されている点。派手さはありませんが、深く沁み入るような一冊です。

  • だも さん

    文体全体から穏やかな乾いた風を感じるようなエッセイです。実は、著者の作品は、『ダイアモンド』しか読んだことがなく(しかも5〜6年前)この本も小説と間違えて手に取のですが・・・著者が命に係わる病気と闘っていたからか、命に対していい意味で乾いているように感じました。 あいまいな、それでいて繊細な体と精神の関係をこころという言葉で安易に表現したくない、という著者の考えに、この本で一番はっとさせられました。

  • アオイ さん

    大地に足をつけ、自分のちっぽけさを感じながら生きている南木さんの生き方に共感しながら読んだ。様々な挫折を乗り越えて生きてきた筆者の謙虚さや無常感を感じつつ、その中にある芯に魅かれた。 自分も老いた時にはこのような生活やメンタルを持てればいいなと思った。

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南木佳士

1951年、群馬県に生まれる。現在、長野県佐久市に住む。1981年、内科医として難民救援医療団に加わり、タイ・カンボジア国境に赴き、同地で「破水」の第五十三回文學界新人賞受賞を知る。1989年「ダイヤモンドダスト」で第百回芥川賞受賞。2008年『草すべり その他の短篇』で第三十六回泉鏡花文学賞、翌年

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