悩むことはない

金子兜太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163740003
ISBN 10 : 4163740007
フォーマット
出版社
発行年月
2011年04月
日本
追加情報
:
20cm,127p

内容詳細

90歳を越えてなお旺盛な句作を続け、現代俳句を牽引している歌人・金子兜太。その人間的魅力を1冊に凝縮。昨日よりはラクな気持ちで生きるための「とっておき」の知恵、あふれ出るいのちの言葉がここに。

【著者紹介】
金子兜太 : 俳人。1919(大正8)年9月、埼玉県生まれ。東京帝国大学経済学部卒業。旧制水戸高校在学中に全国学生俳誌「成層圏」に参加し加藤楸邨に師事する。日本銀行に入行し、従軍を経て1947(昭和22)年に復職。1974(昭和49)年に定年退職。2010(平成22)年、毎日芸術賞特別賞と菊池寛賞を受賞。現代俳句協会名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yumiha さん

    98歳で亡くなられて1年。誌友さんレビューで読んでみたいと思ったんだけれど、探しても見つからなかった。勘違いかなぁ。「おおらか、どっしり、御大」というこれまで抱いていた金子兜太のイメージそのものの本。ゆ〜めいな「水脈の果 炎天の墓碑を置き捨てる」の句のように、非業の死を遂げた戦友たちへの想いを引き摺っておられた・・・だけではなく、フンドシ一本で暮らせる解放感みたいなものを感じておられたのは意外だった。「元日や餅で押し出す去年糞」という兜太パパの句、お雑煮を口にするたび思い出しそう💦

  • みむら しんじ さん

    呑読会のんどくかい、のおとっつぁんどもに聞くと「俳句をやりたかった」と僕も含めて口を揃えて言う(笑) 御年九十数歳の俳人・金子兜太の伸び伸びとしたエッセイ。 「好き嫌いにこだわっていることに、馬鹿馬鹿しさみたいなものを感じないか。本能的な、原始的な人間の感覚を取り戻せ」と。

  • まっちゃん さん

    良い本でした。

  • あまがえる さん

    91歳の俳人のエッセイ。いや、エッセイなんて軽い表現は不似合いか。読み終えた時に、シャガールを思い浮かんだ。人の二倍の長寿を生きたシャガールが幼少時のロシアの風景だった道端で脱糞する人をカンバスの隅に描いたという・・。金子さんも幼少時に肥溜めに糞尿をしたおばさん、野糞が好きな父親に育まれ、90を超えた今、回帰している。二人の驚くべき共通項。

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人物・団体紹介

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金子兜太

1919年埼玉県生まれ。戦後、日銀勤務のかたわら俳句活動に入る。前衛俳句の旗手として頭角を現わし、1962年に同人誌『海程』を創刊。現代俳句協会会長などを歴任。1987年から30年間にわたって朝日俳壇の選者を務める。2018年没(享年98)

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