潜入ルポ 中国の女 エイズ売春婦から大富豪まで

福島香織

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163737102
ISBN 10 : 4163737103
フォーマット
出版社
発行年月
2011年02月
日本
追加情報
:
20cm,229p

内容詳細

モンゴル人に扮してのエイズ村取材、都市の底辺で蠢く売春婦たち、華やかなキャリアウーマン。女を取り巻く驚愕の実態が今明らかに。日本人初の女性北京特派員が凝視・直視・驚嘆・取材した、中国女のすべて。

【著者紹介】
福島香織 : ジャーナリスト。1967年奈良市生まれ。大阪大学文学部卒業後、産経新聞社に入社。大阪文化部などを経て上海・復旦大学に語学留学。2001年から産経新聞香港支局長に赴任、2002年に香港支局閉局にともない中国総局(北京)に異動。2008年まで常駐記者を務めた。帰国後は東京政治部で麻生太郎政権を取材。2009年に退職し、中国関連分野でフリーの活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まる さん

    なかなか強烈なタイトルに惹かれて。文章の雰囲気から年配の方が書いているものかと思ったら意外と若い著者で驚きました。中国の歴史をよく知らないため後半をしっかり理解できていないだろうことが恥ずかしいです。私は普通の人生を送っているなあと無責任に思う気持ちと、じゃあ普通って何だろうという疑問が渦巻きながらの読了でした。

  • kinkin さん

    中国という国は、ほんとうにわかりにくい国だなーと感じた。面子の国というだけあって闇の部分というのはなかなかおおやけにならない。それは中国だけに限らないとしてもやっぱり。エイズの蔓延する村の話は正直ゾッとした。エイズだけでなくエボラやMARSもきっとあっても封印しているのだろう。決めつけはよくないとしてもやっぱり中国は大きい国であり、一方で急激に発展してしまったのが一番の原因ではないか。この本に書かれている以外にもまだまだ知らないことが埋もれていると感じた。

  • 忍者 さん

    差別や不公平をバネに強かに生きている様々な女性を通して、中国を知ることができる良書です。 経済成長の陰でどのような社会不安や問題があるのか、表現や報道の自由が規制されるとどのような弊害をもたらすのかがよくわかります。 しかし、日本人とは全く違う中国人女性のタフなメンタリティには脱帽ですね。

  • うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同) さん

    元女性北京特派員だった著者がエイズ村の女性や売春婦、会社を興して成功した女性など中国人女性にスポットをあてた潜入ルポ。世界的に見るとまだまだ女性の地位が低いなと思わずにはいられません。長男の結婚資金を作る為になぜ娘が売られなければならないのか?ホント納得がいきません。中国人口の半分以上を占める農民。その農村ではいまだ厳しい男尊女卑の価値観が根付いているようです。農村部と都市との格差がなくならない限り、残念ながらこういった差別がなくなることはないのかもしれません。★★★★

  • フクミミ さん

    中国の貧しい農村に女児として生まれ、男児ではないと言う事で大切にもされず ろくに教育も受けられずに売春宿に売られた女達。中国ではどこで生まれるかで 一生が決められてしまう怖さがある。恐ろしいのは彼女達を売ったとされる人物が 身内である場合が少なくない事だ。貧困はあらゆる事を飲み込んでしまう不治の病のようだ。 後半の女強人と称される強かな女性達の放つエネルギーには圧倒される。 それにしても装丁がチープ過ぎなのでは?

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福島香織

ジャーナリスト・中国ウォッチャー・文筆家。1967年、奈良市生まれ。大阪大学文学部卒業後、産経新聞社に入社。上海・復旦大学に業務留学後、香港支局長、中国総局(北京)駐在記者、政治部記者などを経て2009年に退社。以降はフリージャーナリストとして活躍。ラジオ、テレビでのコメンテーターも務める(本データ

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