命尽くるとも 「古代の心」で難病ALSと闘う

篠沢秀夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163728001
ISBN 10 : 4163728007
フォーマット
出版社
発行年月
2010年08月
日本
追加情報
:
20cm,205p

内容詳細

今ある姿で楽しむ“古代の心”。それで生きよう。テレビで大反響、不治の病ALSと闘い、呼吸器をつけながら、原稿を書く教授の作品が本になった。日本と天皇制への深い考察を綴った、日本人へのラストメッセージ。

【著者紹介】
篠沢秀夫 : 1933年、東京生まれ。学習院大学名誉教授。専攻はフランス文学。学習院大学文学部卒。東京大学大学院修士課程を修了後、パリ大学に留学。明治大学助教授、教授を経て、73年より学習院大学文学部教授。77年より11年間テレビ「クイズダービー」に出演、人気者となる。2009年、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発病、現在も闘病中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夜間飛行 さん

    奥様の看護に頭が下がる。教授は「痰取りは愛」と何度も心に叫びながら、「謎のトマ」の翻訳を続けているそうだ。本書では目に見えることを信じる「古代の心」が説かれる。西洋文明の成り立ちから始め、ルネサンス以後の理想を洗い直す。革命も共産主義もそこから出てきたわけだが、モダンの裏には「欲と得」があって、それを乗り越えるには古代の心が必要なのか。おお、納得だ! ところで教授、女子高生の「生足」についてですが、あれも古代の心ですか? たぶん教授はにっこり肯かれるだろう。私も折角の命を大事に生きねば……教授ありがとう。

  • Our Homeisland さん

    友人がALSになったことをきっかに、テレビでよく見ていた教授のALS闘病中であると知って、この本があることを知って読みました。副題に「難病ALSと闘う。」とありますが、まえがき、はじめに以外の本編では、ALSのことは描かれていませんでした。歴史のこと、特にヨーロッパ、とりわけフランスのことが、歴史を含めてよく分かる本でした。「客観的に考察する。」という立場であることを言明しながら進む著述でした。分かりやすかったです。ただ、立場と見解は人それぞれですが、最終章は主観的な主張になってしまっていました。

  • のん818 さん

    あの「篠沢教授」、病に冒されど、その感受性と言葉は衰えていない。力強いその言葉に励まされる一冊。

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人物・団体紹介

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篠沢秀夫

1933年6月6日東京都大田区出身。都立日比谷高校卒業後学習院大学文学部、東京大学大学院を経てパリ大学に留学。73年から学習院大学文学部フランス文学科教授。2004年退官後、名誉教授。ロラン・バルト、モーリス・ブランショなどの翻訳、研究者として知られる。研究と同時に、テレビ出演も多く77年〜88年ま

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