ジミーの誕生日 アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」

猪瀬直樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163721309
ISBN 10 : 4163721304
フォーマット
出版社
発行年月
2009年11月
日本
追加情報
:
20cm,276p

内容詳細

A級戦犯7名の処刑は、なぜ皇太子明仁の誕生日12月23日の午前0時に始まったのか。謎を解く手がかりは、ある子爵夫人の日記の中にあった…。マッカーサーが天皇明仁に仕掛けた時限装置が明らかになる。

【著者紹介】
猪瀬直樹 : 作家。東京都副知事。1946年、長野県生まれ。83年、現代史・民俗史の観点から天皇制度の本質に迫った『天皇の影法師』でデビュー。87年、皇室をめぐる「禁忌」と「不可視のシステム」を描き出した『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。96年、官僚による既得権益の実態を告発した『日本国の研究』を発表し、文藝春秋読者賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あちゃくん さん

    これまで単純に昭和二十年八月十五日に戦争が終わって、そこから戦後の体制が始まったと思っていたけれども、いろいろな思惑が絡んで現在の国家体制ができたんだなと実感しました。昭和天皇の誕生日がA級戦犯に起訴状が伝達された日で、今上天皇の誕生日がA級戦犯の死刑執行日だったなんて今まで知りませんでした。誕生日が来るたび思い出すよう仕組まれているんですね。現在日本を考える上で、現在の国家体制が誕生した時期に、どのようなカタチで憲法が制定され、どのように戦争犯罪人が裁かれたのかはもっと知るべきだなと痛感しました。

  • James Hayashi さん

    ジミーとは英語教師が皇太子明仁につけたニックネーム。一部はフィクションであるが、美しい小説のようにまとまっていると感じた。昭和23年12月23日、東京裁判で死刑判決を受けた7名が絞首刑に処せられた日。また皇太子明仁の誕生日でもある。殆どの内容が本題ではなかったが、マッカーサーが上陸する前の混乱する様子は知らなかったし、東京裁判、憲法制定と天皇の裁判に絡み水底での動きは面白かった。マ元帥は沖縄でかなり抵抗する日本人を知り、東條英機逮捕を命令するが天皇を見逃した。マ元帥の思考は神秘的に感じる。

  • Riopapa さん

    東条英機らの死刑執行の日が今上天皇の誕生日ということは知らなかった。ほとんどの国民が忘れてしまった、あるいは知らない東京裁判の重い結果を今上天皇は背負っていらっしゃるとは。

  • doremi さん

    センセーショナルな副題「アメリカが天皇明仁に刻んだ 死の暗号」が、この作品を貶めている。残念。三流だと知っていること・調べたことをダラダラと書いてとっちらかってしまうが、うまく制御できていると思う。

  • 火ぐま さん

    史実をもとにしたフィクション仕立てということかな。時代は違うけど宗像教授の漫画ネタにしてもいいような流れ。

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人物・団体紹介

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猪瀬直樹

1946年長野県生まれ。作家。87年『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。96年『日本国の研究』で文藝春秋読者賞受賞。東京大学客員教授、東京工業大学特任教授を歴任。2002年、小泉首相より道路公団民営化委員に任命される。07年、東京都副知事に任命される。12年、東京都知事に就任。13年

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