黒澤明という時代

小林信彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163717203
ISBN 10 : 416371720X
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
追加情報
:
20cm,270p

内容詳細

「世界のクロサワ」の全作品をその公開時に見ることを続けてきた著者が書く、時代と格闘してきた映画作家の栄光と挫折、喜びと苦悩。最もストイックでヴィヴィッドな視線を黒澤に投げかける1冊。

【著者紹介】
小林信彦 : 昭和7(1932)年、東京生れ。早稲田大学文学部英文学科卒業。翻訳推理小説雑誌編集長を経て作家になる。昭和48(1973)年、「日本の喜劇人」で芸術選奨文部大臣新人賞受賞。「丘の一族」「家の旗」などで芥川賞候補。平成18(2006)年、『うらなり』で第五十四回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • サトシ@朝練ファイト さん

    東京五輪を黒澤明が撮ってたらね。久しぶりに小林信彦の本を読んだ。

  • ヒデキ さん

    黒澤監督作品を作者自身のリアルタイムの思い(鑑賞記録として)をメインにして捉えています。私のような再上映やビデオでしか見たことのないものにとっては「成程」と思わせることがたくさんありました。しかし、その時代を知らないものとしては「なんでこうなるの?」と思ってしまうこともありました。

  • ぐうぐう さん

    志ん朝や横山やすしなどの芸人論もそうだが、小林信彦の場合、自分が直接観たり体験したことを柱にして語るゆえ、それはその人物の人生を網羅した完全な評伝にはならない。しかし、リアルタイムな小林の感想は、当時の世相の匂いも漂わせながら、なんともいえぬ臨場感がある。映画は生き物であるという前提に立った黒澤明論は、小林信彦という一観客の眼を通して、時代と共に活写されることで、とても新鮮に、そして生々しく伝わってくる。

  • かみーゆ さん

    小林信彦は超久しぶり。たまたま古本市で見つけたのです。そうそうこんな感じだった。“私的”なんだよねーどこまでいっても。まあそれが好きで読むんだけどさ。これまでの黒澤映画の評価を覆すような新しい視点とかは一切なかったですけど、ふむふむと頷きながらするする読めました。僕はデルス・ウザーラ好きなんだけどな。高齢者の居場所、生きがい探しというテーマは今こそ再評価されるべきだと思うの。

  • さざなみ さん

    「黒澤明に限らず、映画は封切られた時に 観なければ駄目なのだ。」 と、最終章に述べられているように、今この歳になってからDVDで見ているようでは遅すぎるが・・・・ 偶然、今夜BSプレミアムで「天国と地獄」が放映される。 録画して暇な時に観ようと予約した。

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人物・団体紹介

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小林信彦

1932(昭和7)年、東京・旧日本橋区米沢町(現・中央区東日本橋2丁目)に和菓子屋の長男として生れる。幼少期より、多くの舞台や映画に触れて育った。早稲田大学文学部英文科卒業後、江戸川乱歩の勧めで「宝石」に短篇小説や翻訳小説の批評を寄稿(中原弓彦名義)、「ヒッチコックマガジン」創刊編集長を務めたのち、

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