昭和天皇 第3部 金融恐慌と血盟団事件

福田和也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163716602
ISBN 10 : 4163716602
フォーマット
出版社
発行年月
2009年08月
日本
追加情報
:
20cm,314p

内容詳細

張作霖爆殺事件、血盟団事件まで、時代が混迷の相を深める。即位直後から国内外の不穏な事件の数々に直面する若き天皇・裕仁の懊悩が描かれる。「彼の人」とその時代を描き尽くす著者畢生の評伝、待望の第3部。

【著者紹介】
福田和也 : 1960年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。同大学院文学研究科仏文学専攻修士課程修了。現在、慶應義塾大学教授。文芸評論家として文壇、論壇で活躍中。93年『日本の家郷』で三島由紀夫賞、96年『甘美な人生』で平林たい子文学賞、2002年には、『地ひらく 石原莞爾と昭和の夢』で山本七平賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぐうぐう さん

    昭和の御代が始まる。裕仁、25歳のとき。が、金融恐慌や張作霖爆殺事件、血盟団事件等、動乱の昭和を早くも予兆させる出来事が、若き裕仁を襲う。福田和也は、裕仁を描きながらも、事件を起こすテロリスト側の心情にも寄り添ってみせる。そんな動乱に臆することなく、裕仁は母である皇太后との確執を抱えつつも、女官制度の改革、政治への強い関心など、従来の天皇像にこだわらない姿勢を貫いていく。新聞を好んでよく読んだと言われる裕仁を福田は、「都市生活者」の一人と称している。ともあれ、新時代は幕を開けた。

  • 山本 さん

    この人は史料から会話を再現するのが本当に上手い。

  • Char さん

    ★★★★★ 震災で読むのを中断していたら第5部まで出てしまった(笑)。司馬遼太郎が絶対に書かなかった第二次大戦前後を書いたとしたら、こんな内容になっただろうな、と思わせる内容。圧倒的に面白い!

  • ほっしー さん

    明治憲法における総理と天皇の関係性、特に田中義一総理とのやりとりや、鈴木貫太郎侍従長の存在の大きさが非常に興味深かった。政党政治の腐敗と、軍部の台頭・おごり・暴走がよく理解できた。、

  • daioh さん

    ようやく第3部刊行。特段新しい見解があるわけじゃないけど、読みやすい。

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福田和也

1960年、東京都生まれ。批評家。慶應義塾大学名誉教授。著書に『日本の家郷』(三島由紀夫賞)、『甘美な人生』(平林たい子文学賞)、『地ひらく 石原莞爾と昭和の夢』(山本七平賞)、『悪女の美食術』(講談社エッセイ賞)、『福田和也コレクション1 本を読む、乱世を生きる』、『世界大富豪列伝 19‐20世紀

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