国破れて霞が関あり ニッポン崩壊・悪夢のシナリオ

若林亜紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163715407
ISBN 10 : 4163715401
フォーマット
出版社
発行年月
2009年06月
日本
追加情報
:
19cm,221p

内容詳細

未曾有の不況の中、苦しくなる一方の国民生活。しかし強欲な役人は、この期に及んでも自分たちの利権を主張するだけ。まさに「官僚栄えて国滅ぶ」といった状況を誰が救えるのか。日本社会へ警告の書。

【著者紹介】
若林亜紀 : 1965年東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。同大学新聞研究所(現・メディア・コミュニケーション研究所)に在籍しながら、アルバイトで「週刊朝日」の当時の名物コラム、デキゴトロジーを執筆。88年大手建設会社に就職、91年、厚生労働省の外郭団体、日本労働研究機構(現・労働政策研究・研修機構)に転職、政策研究や労働白書の出版に携わる。01年に天下りや公金浪費の実態を古巣の「週刊朝日」に内部告発して退職し、ジャーナリストに転じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    官僚が全面的に悪いわけではなく、ほとんどの官僚は国家、国民のためにしっかり仕事をしていると思いますが、この本に出てくるリードする立場にいるにも関わらず、利権に群がる官僚の存在に嫌になります。官僚や政治家も結果責任を負うべきかなと思いました。あと各省庁の問題が提起されていますが、6章だけは毛色が違うように感じました。

  • jack さん

    議員が方向付けし、責任を担保しなければ、官僚は腐敗する。 著者の問題提起には、敬服する。 負けないでほしいと思うし、著作を応援したい。☆4.8

  • 壱萬弐仟縁 さん

    TVタックルやツイッターで著者の存在は存じ上げていた。国交省のモンダイ(57ページ)では、評者はガソリン税が高すぎることに日頃から業を煮やしている者の一人である。田舎の人からは、ただでさえ都市よりも高いガソリン税を軽減するなり、免除することをしないと、過疎化は止まらないと断言したい。ガソリン税から1890億円の予算化され、天下りに利用されているのであるならば(64−65ページ)、もっと安いガソリンを提供するように政治家は暫定税率を廃止すべきだったのだ。ゆとり教育は、英語の筆記体を教えない(136ページ)。

  • うまとら(仕事が多忙のため休止中) さん

    国の事業の無駄を地道に取材を重ねて纏めている。昨今の事業仕分けで問題になっている特別法人にスポットを当てており、こんなにも税金が無駄遣いされているのかと慨嘆したくなる内容。ただし、ミクロの内容に収支しており陳腐な印象は拭えないので、マクロ的な視点や経済振興の面も捉えて欲しい。国の無駄を鋭く指摘するジャーナリストとして成長して欲しいと思う。

  • yurari さん

    本当に国がやる事には無駄が多いが、ほとんどが利権絡みで嫌気がさす。農水省のアンケート結果から改善を求める姿勢が職員からみられたのは良かった。著者は徹底的に天下り官僚を悪として描くが、霞が関には良識を持った人がいる事も取材して欲しい。結局、公務員の人件費削減と言ったって、苦しむのは良識を持った高級取りでない職員だろう。どうにかならないものだろうか。

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人物・団体紹介

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若林亜紀

1965年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。ジャーナリスト。長谷工コーポレーション勤務を経て、1991年、特殊法人日本労働研究機構(現・独立行政法人労働政策研究・研修機構)に勤務。公金浪費や天下りの実態を『週刊朝日』へ内部告発したことがきっかけになり、2001年自主退職し、フリージャ

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