ジョー・マーチャント

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アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ

ジョー・マーチャント

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163714301
ISBN 10 : 4163714308
フォーマット
出版社
発行年月
2009年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,285p

内容詳細

歯車による自在な変換は中世の時計の発明を待たねばならぬはずだったが、2000年以上前に作られた複雑な歯車の構造をもつ機械が発見された。いったい誰が何のために創ったのか。興奮の科学ノンフィクション。

【著者紹介】
ジョー・マーチャント著 : 科学ジャーナリスト。生物学を学び、医療微生物学で博士号を取得。「ネイチャー」、「ニュー・サイエンティスト」などの一流科学誌で記者、編集者をつとめたのち、独立。「ガーディアン」や「エコノミスト」にも寄稿をおこなっている。現在ロンドン在住

木村博江 : 1941年東京生まれ。国際基督教大学卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • absinthe さん

    歯車が沈没船から引き揚げられます。鉄ではなく青銅であったため、海水に溶けることなく現代まで残りました。 これがなんであるか解明するために、アマチュア学者が半生を掛けて取り掛かり、ついには先端のテクノロジーを駆使した専門家の手にわたってとうとう謎は解明されました。 古代のテクノロジーで作られた天文コンピューターだったのです。 海水と金属の化学、天文学、考古学、先端技術も面白いのですが、半生をささげた学者たちのドラマも熱くて感動的です。

  • 樒 さん

    「沈没船」に「歯車」に「謎の機械」…個人的に何て魅力的な言葉の羅列!と飛び付きました。凄く刺激的です!「機械」という単語に特別気を払っていなかったのですが、「機械」でなければならなかったのだと判り、震えが走りました。確かにこれは映像で見たいです。学者の争いの部分はこの本に必要かどうか…でも、私は歯車について知ったら、解明の歴史やその派生も知りたくなって他の本を探すでしょうから、おまけ的にあってお得でした。

  • OZAC さん

    1901年に沈没船から発見された謎の歯車機械の解明に携わった科学者たちの実話。かなり面白かった。月の食を歯車で表すというのは、素人目に考えてもとんでもない試みのように思う。いつか実物を見てみたい。また興味深かったのは古代ギリシアが技術面や数学術を古代バビロニアからかなり 輸入しているということ。シュメール文明にも興味がわいた。

  • ぽけっとももんが さん

    これ、いわゆる「宇宙人が地球に来ていた」的なオーパーツだと思っていました。紀元前にこんな精巧なメカニカルなものが製作できるはずないと。物理も天文学もさっぱりなので、書かれていたことはさっぱり理解できてない。でも19世紀の潜水服や潜水病からはじまり、生き馬の目を抜くような研究者たちの争い、科学が進歩するとともに便利なものが出てきて少しずつ謎も解明される。しかしまぁよくもこんな込み入った仕組みを考えて作ったものですよ。

  • tsuneki526 さん

    古代の沈没船から見つかった歯車構造の謎を解明する過程と謎を解明したという栄誉をめぐる人間模様がおもしろい。読後、埋もれたままの古代の高度な技術が一体どれほどあるのか、それらが埋もれずに現代に続いていれば、どんな世の中になっていたことだろうと思わせられた本です。

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