新・作庭記

丸山健二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163713809
ISBN 10 : 4163713808
フォーマット
出版社
発行年月
2009年05月
日本
追加情報
:
20cm,191p

内容詳細

作庭は究極の遊びにして至高の芸術。いかにして小説家は庭作りに憑かれ、花を愛するようになったか。庭へ注がれる小説家の異常な愛情を克明に綴る。日本最古の庭作り指南書「作庭記」の現代版、究極の庭作り芸術論。

【著者紹介】
丸山健二 : 昭和18(1943)年、長野県生まれ。昭和41(1966)年、「夏の流れ」で文學界新人賞、芥川賞を受賞。昭和43(1968)年以来、長野県大町市に居を構え、創作活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • qoop さん

    作庭を通して著者の人間観が、自然観が、文学観が余すところなく語られている。妥協のない、反骨心に富んだ視点には姿勢を正される。それでいて所々で笑えちゃうんだから...何気なく手に取ったのだが、スゴい本だった!

  • nari さん

    すでに趣味の域をはるかに超えている著者の庭作り。何年か前にテレビで特集されているのを観たことがあったが、研ぎ澄まされた清冽な美しさに感動したことを記憶している。

  • chiezow さん

    何事にも悲観的、斜め向きな論調なのですが、なぜかぐいぐい引き込まれる、さすが一流作家の文章です。庭に対する思いの変遷、思いそのものがひしひし伝わってきて、庭造りっていいね、そんな気持ちにさせられました。

  • れん ゆうき さん

    こだわりの………って色々あるとは思うけど、庭作りに情熱を傾けてしまってそれが趣味とか息抜きで終っていないところが、すごい! かなり読みにくい文体だけど、少しずつ引き込まれてしまった。

  • コトノハ小舟 さん

    自分の感じる美を求めてやまない、硬派の庭をめぐるエッセイ。雑誌を飾る今時のガーデニングとは無縁である。小説と庭が人生の二つの車軸となり、自身の人生を自らの内なる感性に従って築き上げておられる。自分の庭を自分らしくつくりあげていくこと、それは人生にも通じる。自分自身であることを諦めるな! 色々手厳しいが、爽やかである。「ストレスを感じた回数は極端に少なく、翌日の訪れに怯えを覚えたこともなく、毎日が新鮮なときめきに彩られていた」筆者65歳の心境。筆者の小説も読んでみたくなった。

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人物・団体紹介

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丸山健二

1943年、長野県飯山市に生まれる。仙台電波高等学校卒業後、東京の商社に勤務。66年、「夏の流れ」で文學界新人賞を受賞。翌年、第56回芥川賞に史上最年少(当時)で受賞し、作家活動に入る。68年に郷里の長野県に移住後、文壇とは一線を画した独自の創作活動を続ける。作品多数。また、趣味として始めた作庭は次

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