オーケストラ、それは我なり 朝比奈隆 四つの試練

中丸美繪

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163705804
ISBN 10 : 4163705805
フォーマット
出版社
発行年月
2008年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,325p

商品説明

朝比奈隆生誕100年記念、決定版評伝

オーケストラ、それは我なり−朝比奈隆 四つの試練
中丸美繪著

「ブルックナーの巨匠」であり93歳まで現役の指揮者として大阪フィルを率いた朝比奈隆。生前のインタビューを元に綴る決定版評伝。
 2001年10月、朝比奈隆は大阪フィルハーモニーの名古屋公演でタクトを振ります。曲目はチャイコフスキー。戦後、焼け野原となった大阪でオーケストラを立ち上げ、55年間にわたって音楽総監督を務めた93歳の指揮者のラストコンサートとなりました。
 2008年は朝比奈隆生誕100年(カラヤンと同じ)。世界17カ国69ものオーケストラを指揮した名指揮者の生涯を『嬉遊曲、鳴りやまず』で異色の指揮者斎藤秀雄の評伝を綴った中丸氏が描き出します。京都大学を卒業し、音楽大学で学んだことのない朝比奈がいかにして指揮者となったのか、今まで明らかにされてこなかった出生の秘密も解き明かす決定版評伝です。(文芸春秋)

内容詳細

「引退するには早すぎる」それが、93歳まで現役の指揮者として大阪フィルを率いた巨匠・朝比奈隆の最後の言葉だった―『嬉遊曲、鳴りやまず』で斎藤秀雄を描いた著者が、朝比奈本人と80余名への取材で綴る決定版評伝。

目次 : 第1の試練 隠された出自(もらいっ子/ 知らぬは自分だけ ほか)/ 第2の試練 上海の栄光と満州引き揚げ(新交響楽団での挫折/ 上海交響楽団へ ほか)/ 第3の試練 NHK大阪中央放送局との確執(局長の苦言/ BK楽員は関響に出演させない ほか)/ 第4の試練 指揮とは何か(指揮の奥義/ 大フィル・サウンド ほか)

【著者紹介】
中丸美繪 : 茨城県生れ。慶応義塾大学文学部英文科卒業。会社勤務の後、主に音楽や歌舞伎関係のエッセイを執筆してきた。1997(平成9)年『嬉遊曲、鳴りやまず―斎藤秀雄の生涯』で第四五回日本エッセイスト・クラブ賞。第九回ミュージック・ペンクラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Takashi  さん

    指揮者朝比奈隆の評伝。ドイツ音楽の偉大な伝道者と称えられる朝比奈、音楽家として人間としての両面を、全生涯にわたり丹念に掘り起こす。清濁併せ呑み、豪胆かつ繊細な気質であったこと、出生の秘密がその後に及ぼした影響など、実に読み応えのある評伝。一挙に読み終えた。

  • くらむ さん

    晩年の朝比奈の演奏には何度か生で接したものだが、それほど感心しなかった。この本のおかげで、その訳が少し理解できたような気がする。しかし、一方で熱狂的な支持者をも生んでいるわけで、その理由を知りたかったのだが、そこまでは筆が及んでいない。 しかし、読み出したら止まらない面白さはある。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

中丸美繪

1955年茨城県下館市(現・筑西市)生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、日本航空に五年間の勤務をへて、執筆活動をはじめる。97年初めての著書『嬉遊曲、鳴りやまず―斎藤秀雄の生涯』で、第四五回日本エッセイスト・クラブ賞、第九回ミュージック・ペンクラブ賞を受賞。2009年『オーケストラ、それは我なり―朝比

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト