ワシントンのうた

庄野潤三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163690407
ISBN 10 : 4163690409
フォーマット
出版社
発行年月
2007年04月
日本
追加情報
:
20cm,197p

内容詳細

ワシントンと桜の木の話を読んで感銘を受けた少年時代の私は、歌を作った。のんびりやの変な子であったらしい…。友と家族に恵まれ、「山の上の家」を建てるまで。ゆるやかに半生を綴る記念碑的作品。

【著者紹介】
庄野潤三 : 大正10年大阪府生まれ。九州帝国大学東洋史学科卒業。在学中から小説を書きはじめる。昭和30年「プールサイド小景」で芥川賞受賞。交友のあった吉行淳之介、安岡章太郎らとともに「第三の新人」の登場といわれる。昭和35年『静物』で新潮社文学賞、41年『夕べの雲』で読売文学賞、46年『絵合せ』で野間文芸賞受賞。日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あじ さん

    少年時代のおもひでと、創作時代の交友録(吉行淳之介、井伏鱒二…)。庄野さんのお宅にお邪魔してお話を伺ってきたような、寛ぎと安らぎに満ちた時間を過ごしました。★3/5 芥川賞作家の自伝エッセイ。江國香織さんが著書で紹介していました。

  • mntmt さん

    淡々としていて、終始穏やかである。この方の小説も読んでみたいと思った。

  • reading さん

    古きよき時代の温かい雰囲気が漂っている。帝塚山学院の初代院長が庄野潤三氏の父だったとは知らなかった。文学史上の有名作家との交流、特に佐藤春夫、井伏鱒二らと親交を深められたことは庄野氏にとって非常に幸運だったであろう。全体を通して、氏の自然体で飾らない人柄が伝わる自伝だった。

  • くみ さん

    表紙に惹かれて春が来たら読もうと思ってました。庄野さんの徒然エッセイ。子供の頃から書かれた当時まで、ゆるゆると話をする様に綴られてます。そして戦時中の話も戦後の話も「辛さ」を話さない。辛い大変な体験をされただろうに。柔らかさに隠された強さを感じます。 何にでも柔和な物腰だけど、書くことに関することは見え隠れする強い思い。読んでいてとっても落ち着くことができました。

  • sashawakakasu さん

    ときどきすごくきれいな描写があり感動する。遠い遠い全く関係ない家族の思い出なのに何でこんなに感動するんだろう。甲子園でノックを打ったことがあるなんて好感がもてる。庄野潤三作品定期的に読もうと思った。

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人物・団体紹介

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庄野潤三

1921(大正10)年2月9日‐2009(平成21)年9月21日、享年88。大阪府出身。1955年『プールサイド小景』で第32回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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