1976年のアントニオ猪木

柳澤健

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163689609
ISBN 10 : 4163689605
フォーマット
出版社
発行年月
2007年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,406p

内容詳細

2月ルスカ戦、6月アリ戦、10月パク戦、12月ペールワン戦。4試合の当事者を世界に訪ね、新証言によって描く格闘技を変えた熱い1年。全く新しいノンフィクションの誕生。

【著者紹介】
柳沢健 : 1960年3月25日東京生まれ。83年3月慶應義塾大学法学部法律学科卒業。在学中からまんが専門誌「ぱふ」の編集をてがける。空調機メーカーを経て84年に文藝春秋に中途入社。以後『週刊文春』編集部、『Sports Graphic Number』編集部などに在籍。編集のみならず執筆もよくてがけ、その文章のうまさと着眼点のユニークさについては、定評があった。2003年7月に退社後、フリーランスとして各誌紙に寄稿。アメリカ、韓国、オランダ、パキスタン、日本に「1976年の猪木」にかかわった人々を訪ね歩き、単行本デビューとなる『1976年のアントニオ猪木』をものした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Y2K☮ さん

    プロレスを演劇とかフェイクと定義できるのは、著者の強みであり限界でもある。二元論では語り尽くせぬジャンルにロジックで解決を付けようとしたら的外れを免れない。猪木vsストロング小林戦を見たのなら、今のプロレスとは全然違うとわかったはず。ギリギリまでショー的要素を省いた硬派な闘い。あの試合さえも演劇と呼ぶのなら、単に見る目がないとしか言えない。ただアリ戦やアクラム戦の真実(いずれもリアルファイトだが内情はだいぶ異なる)とルスカの不条理すぎる人生模様は刺さった。こういうクセの強い書き手も飲み込めてこそプロレス。

  • 姉勤 さん

    1976年。M・アリ対A・猪木の異種格闘技の試合が催された年である。自分がそれを知ったのは半ば伝説化し、且つ衰えが見え始めた猪木が”なぜか”勝つ試合に違和感を感じ、格闘技風プロレスに狂喜していたミドルティーンの頃。そんな頃も含めたアントニオ猪木のバイオグラフィ的本書。虚々実々、半信半疑、毀誉褒貶、怪しさというか妖しさというべき猪木のパーソナリティの面白さ。側で見ているにはとても楽しいが、身内としては付き合いたくない人間ではある。しかし、否定することで否定した人間の小ささを示す質の人間である事は確かである。

  • ライアン さん

    プロレスとか格闘技はそんなに見ないけれどアリ逝去にともない読んでみた。アリのビッグマウスは実はプロレスからヒントを得ている、しかもプロレス好きというのは意外でした。猪木対アリの対戦はアリがいろいろルールをつけたした的な報道が多いですが、実際はそこに至るまでにいろいろな経緯があり、プロレスというものの特異性(ショーか、ガチンコか)も出たのかな。闘いの後自分の登場曲を猪木に送ったリ(有名な「猪木ボンバイエ」)その後も親交があり、アリの人間としての大きさを感じました。

  • 5〇5 さん

    100年に1人の奇才が世を変えた この愛すべき胡散臭さよ

  • sayzk さん

    先頃、猪木氏が他界したのをきっかけに再読。G馬場とのリング外での戦い。昔は「馬場・全日本はショー、猪木・新日本は真剣勝負。」等と言う者もいたっけ。ショーの中にもチラッと本気の部分が、両団体ともあるのかな、なんて希望的に思ってた小生。 書名の「1976年」の異種格闘技路線。これについては著書の取材の結果は果たしてプロレスか? リアル・ファイトか? 問題多き団体トップとしての猪木。周囲のスタッフや選手たち苦労したでしょうな。 しかし、昭和のプロレスは面白かったな、と思う年寄りです。

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