漆 塗師物語

赤木明登

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163682709
ISBN 10 : 4163682708
フォーマット
出版社
発行年月
2006年06月
日本
追加情報
:
20cm,382p

内容詳細

和紙を使用し、洗練と温もりを併せ持った独自の漆器づくりで、今内外から脚光を浴びている注目の塗師・赤木明登。彼が初めて書き下ろした、漆職人の現場と輪島塗の歴史と現在の物語。

【著者紹介】
赤木明登 : 塗師。1962年、岡山県生まれ。1985年、中央大学文学部哲学科卒業、世界文化社入社。1988年、退社し、輪島市三井町へ移住する。1989年、輪島塗下地職・岡本進に弟子入りする。1994年、年季明け後、独立。和紙を用いた独自の漆器づくりを始める。1997年、ドイツ国立美術館「日本の現代塗り物十二人」に選ばれ、2000年、東京国立近代美術館「うつわをみる―暮らしに息づく工芸」に招待出品。ヨーロッパ最大のデザインミュージーアム、ピナコテーク・デア・モデルネ(バイエルン州立応用芸術美術館)に作品が収蔵される。洗練された温もりのある作品が、内外において高い評価を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ichi さん

    【図書館本】漆食器が大好きなので、たまたま図書館で手にして読んでみたところ、赤木さんの作った汁椀を一生モノにしたい!という衝動に駆られています…。輪島塗りらしくない輪島塗り。素朴な感じで日常で使えることを第一としており、まさにワタシ好みなのです。そして赤木さんの人となりもステキで、奥様もステキです。奥様の著書も拝見してみよう。と思いました。

  • SORA さん

    編集者から輪島漆の塗師職人へ転職した珍しい経歴の著者。個展を開くまでの道のりが、綴られている。この方の人柄と行動力があるからこそ、出会うべきものにきちんと会えているように感じた。苦労があったと思うが、この本の中ではどれも楽しく読めてしまう。漆の世界の奥深さを垣間見ることができた。

  • misui さん

    夢中で読んだ。輪島の塗師である著者の発心から修行、塗師として立つまでの輝跡を通して、氏の歩んできた道を追体験できる。輪島塗の職人たち、その技法、そして漆とは、器とは何かという厳しい世界を垣間見ることができて敬意を抱かずにはいられない。と同時にこうしたバックボーンが奇跡のような縁で繋がれていることへの驚き、職人仕事に縁遠い自分の元にまで通じているその不思議さにも思いを馳せる。

  • Koki Miyachi さん

    27歳のときに、一念発起して飛び込んだ輪島塗の世界。一から修行して一人前の職人として独自の漆作品を生み出すまでの自叙伝。漆の世界の奥深さを少しずつ知りながら、自分にとっての漆を模索する姿勢は真摯で曇りがなく、日本の工藝の新しい息吹を感じさせてくれる。

  • yukko さん

    奥様の「ぬりものとゴハン」を読んだ後に読んだ本。ご主人側からの話しでより漆器に惹かれた。個展でお会いしましたが想像通り朗らかな方。

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人物・団体紹介

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赤木明登

塗師。1962年岡山県生まれ。中央大学文学部哲学科卒業後、編集者を経て1988年に輪島へ。輪島塗の下地職人・岡本進のもとで修行後、1994年に独立。現代の暮らしに息づく生活漆器「ぬりもの」の世界を切り拓く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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