驕れる白人と闘うための日本近代史

松原久子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163669809
ISBN 10 : 4163669809
フォーマット
出版社
発行年月
2005年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,237p

内容詳細

西欧文明の恩恵に浴することで、地球上の民族は後進性から救われるという、欧米人の「優越意識」に決然と闘いを挑んだ書。ドイツで刊行され、あまりにもはっきりと日本の優越を展開したため、大きな物議をかもした。

【著者紹介】
松原久子 : 京都市生まれ。1958年国際基督教大学卒業後、米国ペンシルヴェニア州立大学院舞台芸術科にて修士号取得。1970年西独ゲッティンゲン大学院にて日欧比較文化史で博士号取得。週間新聞DIE ZEITにコラムを持ち、西独国営テレビで日欧文化論を展開。ドイツペンクラブ会員。1987年より米カリフォルニア州に移住。スタンフォード大学フーヴァー研究所特別研究員を経て、現在著作に専念

田中敏著 : 1935年群馬県前橋市生まれ。1957年慶応義塾大学経済学部卒業。1966年西独政府給費留学生としてミュンヘン・ゲーテ・インスティトゥート・ドイツ語師範科卒業。1977年明星大学教授(ドイツ語、情報伝播論、比較文化演習)。明星大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • TheWho さん

    元スタンフォード大学特別研究員でドイツ評論家の著者が、西独留学時の1979年に独語でミュンヘンで出版され、その後2005年に邦訳で逆出版された一冊。10年ぶりに本棚からチョイスした再読本。まだ白人至上主義と猿真似の日本論が蔓延していた当時に欧州で話題となったが、自虐史観が蔓延していた日本では無視されて、26年を経てやっと出版された著作である。この26年の経過が感慨深く、白人至上主義に一矢を報い日本人の誇りを取り戻す日本人必読の一冊です。

  • ty. さん

    勝てば官軍負ければ逆賊、もしくは勝者こそ正義。そんな言葉が浮かびます。一人でも多くの日本人が自国の成り立ちに感心を払ってくれることを切に願います。

  • Hiroki Nishizumi さん

    興味深く読めた。事実を書く、これがジャーナリズムなので著者はそれを実践しているだけなのだな。それにしても事実を知らない人間が多いような記述に驚くばかりだ。

  • 綿貫 一郎 さん

    江戸時代日本人はどのような暮らしをしていたかなどが書かれている。 教科書もそうだがドイツではこうだからおそらくこの国(日本)もそうだろうと勝手に当てはめて考えているため実際と違ってくる。 例えば 農民は上の人たちから搾取され悲惨な生活を送る。ヨーロッパの方が優れているので文化や文明が伝わったおかげで日本が発展した。農地改革には障害が伴い根深い恨みが残る。日本の場合は当てはまらない。日本は昔から素晴らしい国だった。そのことを知らないのは愚かだ。 駅頭で平手打ちを受けるほど言論の自由はないのだろうか?

  • そら さん

    いわゆる「自虐史観」を持ってしまっている(持たされた?)日本人と対照的に、自分たちこそが優位、進歩的だという歴史背景を当たり前に持った欧米人に対する、アンチテーゼともいえる論証を試みた本書。 目からウロコな新鮮な発想も提示されていて勉強になりました。

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松原久子

京都市生まれ。1958年国際基督教大学卒業後、米国ペンシルヴェニア州立大学院舞台芸術科にて修士号取得。1970年西独ゲッティンゲン大学院にて日欧比較文化史で博士号取得。週間新聞DIE ZEITにコラムを持ち、西独国営テレビで日欧文化論を展開。ドイツペンクラブ会員。1987年より米カリフォルニア州に移

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